11/09/2007

the United States

今日(11月9日)は、娘の4回目の誕生日。

自分が4歳児の父親って、びっくりする時あるけど。。。
元気に素直に育ってくれて、ありがたいと思う。
育ててくれた奥さんにも感謝しています。


というわけで、今日は4歳児の父親として真面目な話を。

今、こちらに来てちょうど2ヶ月経ったところ。
この2ヶ月過ごしてみて、感じたアメリカ(アメリカ人)ってのを
お伝えしようと思います。


まずはね。。。アメリカ人の素敵なところから。

今、アメリカは世界中からバッシングを浴びてると思う。

でも、僕の印象はちょっと違います。
確かに、石油目的、軍需産業のためのイラク侵攻など、
ブッシュ政権はどうかしてると思う。。。
(ってか、アメリカの経済は戦争が成長を押し上げてきたという
 歴史があって、それは最悪なところですが)

でも、だからアメリカ全体とかアメリカ人がみんな駄目とは
決して思ってほしくはないと思います。
だって、10年くらい前はアメリカってかっこいい象徴だったじゃん。

1人の人間だって、いいところもあれば嫌なところだってある。
もっとフェアにニュートラルに見るべきなんだろうなあと思います。

なので、まずはアメリカ人の素敵なところを紹介しまーす。

1. 彼らはとてもフェアである。

  噂には聞いていたが、ほんとこの国は人種のるつぼです。
  なので、もちろん不平等や格差もかなりある。
  でも、なんとかその不平等や偏見を、無理やりかもしれんけど
  なくそうと考えてる人が多いように思います。
  少なくとも日本よりは偏見とか少ないんだろうなあと思う。
  
  それに正義感が強いんだよね。弱者保護の精神が備わってるように思う。
  それが、嘘っぽいって思う人もいるかも知れんけど、嘘っぽくても
  無いよりは断然まし。
  僕の英語がつたなかったら、それをクラスでカバーしようとしてくれる。
  車椅子の人、妊婦などがいたら、ほとんどの人が手を差し伸べます。
  それって、当たり前のことかもしれんけど、今の日本でどれだけの
  人がそういうことをごく普通に出来るかというと。。。
  自分も含めて反省せざるを得ないと思います。

  僕はオーストラリアにちょっと居たことがあって、どっちが好きか
  と言われればオーストラリアなんだけども、でもどっちに住めるかと
  言われるとアメリカのような気がします。
  アジア人として、就職や子どもが受ける偏見などを考えると、
  アメリカの方が、アジア人がしっかり社会に入り込んでいるような
  気がしています。

2. 彼らはとてもシンプルである。

  彼らの判断基準ってとてもシンプル。
  人の話も聞いて(実際聞いてるかどうかはわからん、けど、絶対人の
  意見のダメ出しはしません!)、で、自分の意見を言って、シンプルに
  いい意見を取り入れます。

  人の意見のダメ出しをしないってのは、特筆すべきことだと思います。
  変なこといっても、ああ、あなたはそういう風に思うわけね。って、
  個性を大事にするってのかな、そう捉えます。
  で、そのうえで私はこう思うっていう言い方をする。まあ、いろんな
  人間がいすぎて、いちいち反論してたら話が進まないんだろうけど。
  
  なので、勝手にブレストしてる感じになるのです。
  この文化が、どんどん新しいアイディア・ビジネスを生み出す源泉に
  なっているのではないかと思います。

  100の意見があったら、99がどうしようもない意見かもしれんけど
  飛びきりの“1”が生み出される社会の仕組みになっているのです。

3. 彼らは礼儀正しい。

  まあ、すごい礼儀正しいってわけじゃないんだけど、Thank youって
  言葉をよく使います。バス降りる時とかにも多くの人が運転手にThank
  youって言うだよね。これってすごい大事だと思う。
  アメリカは起訴の国だから謝らないって聞いていましたが、少なくとも
  僕の周りはそんなことはないです。
  SorryやらExcuse meってのも結構よく聞く。
  ってか、最近の日本が駄目すぎなだけかもしれん。。。

ってな感じで、少なくとも僕の周り(アメリカは州によっても全然違うので)
のアメリカ人は、とてもいい感じの人が多いですよ。
(ま、やなやつもいる。それはしゃーない)
みなさま誤解なきよう。


では、次にアメリカの問題点を。。。
これはデカいのがいっぱいあるので、今日は一つだけご紹介。

これは日本にも通じる、格差の問題です。

アメリカは、ほんとやばいくらいの格差社会です。

世界第一位の経済大国でありながら、3,650万人(総人口の12.3%)の
方がいわゆる貧困層で、十分な食料を手に入れる事が出来ないのです。

さらに、以前は家庭を持たない独身者に貧困の方が多かったのですが、
近年、それが拡大し、1,240万人の子どもの食料が欠乏していると
言われています。
つまり、家庭を持ち、働いているにも関わらず、貧困にあえぐworking
poorというのが増えてきているです。

とんでもない数のホームレスがいます。そして、とんでもない数の方が
ろくな医療を受けることが出来ません。

これが格差社会の行く着く先なのか。。。というのが僕が受けた印象でした。

もちろん、日本とアメリカには大きな違いもあります。アメリカには正確
には把握しきれない程の不法入国者が入ってきて、それが貧困層の割合を
あげているというのも大きな要因です。

それに格差があった方がいいという意見もあります。頑張って働いた人
がより多くの報酬をもらうのが当然であり、それが彼らのモチベーション
を高め、経済の成長を促すってやつですね。

確かに、そういう面もあると思います。ただ、格差社会の行き着く先には
貧困層を救うための膨大な社会保障費が必要となり、長いスパンで考えると、
結局、経済自体を低下させるのではないかと思います。

頑張った人には、お金以外の違う物を与えるような仕組みが必要なのだと
思います。

もう少し、問題を俯瞰的に捉えて、現在の経済至上主義の行き着く先が、
格差社会だとすると、やはり経済至上主義というところから見直さなければ
ならないのではないでしょうか。

今の、アメリカそして日本の経済主義は行き過ぎているような気がして
なりません。そして、その果てには結局誰も幸せになることの出来ない、
きっと地獄のような社会が待っているのでしょう。

僕らに出来ることは、経済至上主義の虜になっている、自らの物欲を
まず見直すことなのかもしれないと思います。


すいません、重い&暗い話題になっちゃいましたね。
自分でも予想外。。。

てか、娘の誕生日にしなきゃよかったな。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

お金以外の違うものって・・・難しいですね。個々人で欲しいものって違うと思うし。

Ryujiro さんのコメント...

> akkiy
おーっ、あの長い暗い文章読んでくれたんだ。

僕はそれはきっと“物”ではないと思ってます。
人は何のために働き、生きるのかという教育から見直すことが必要なのかもしれない。

って、奥さんにうっとしがられるやばい展開なのでこの辺で。

Anyway
また、家の写真と家族の写真送ってね~

匿名 さんのコメント...

SORAちゃんのお誕生日おめでとう!
私の息子も11月22日で2歳になりまーす。