現在、シアトルで今井雅之さんの映画「The Winds of God」が
上映されている。
昨日は、その今井さんがシアトルに来て、舞台挨拶をされると
いうイベントがあり、そのボランティアスタッフとして参加
してきました。
映画は、日本で見たことがあった(今回上映されていたのは
それをアメリカ向けに全編撮り直したもの:台詞も全て英語)
ので、そこそこ感動したって感じだったんだけど、その後
行われた今井さんの挨拶の内容に感動した。
今井さんは、1988年から2001年まで、この物語を舞台
や映画で演じてこられたそうだ。で、2001年に公演終了した
ところ、同じ年に9.11のテロが起こる。
その時、全米で報道された内容を聞いて愕然とされたそうだ。
全米では9.11自爆テロのことを"Kamikaze Attack"と
報道した。
「違う、テロと神風特攻隊は全く違う。神風特攻隊は決して
民間人を標的としていない。テロと一緒にされては困る」
その後、この映画を全編英語版で撮り直し、そして今アメリカ
各地をまわり上映されているとお聞きした。
僕自身、大学の卒業論文を書いた際に、50人くらいの高齢者の
方にインタビューを行った。その中には、元特攻隊員の方も
いらっしゃった。なので、僕も9.11と特攻隊を同種に扱う
アメリカの報道にすごく違和感を持ったのを憶えている。
そのメッセージを伝えるために、英語で映画を撮り直し、アメリカを
まわっているということがすごいと思った。
さらにスピーチの中で、民間人を標的にしたものの中で、最大に
卑劣なものは広島と長崎の原爆だとも言った。
流暢な英語で、大勢のアメリカ人を前にそう言い切った。
アメリカに喧嘩を売るというのではなく、国を越えて人として、
間違っている認識を間違っているとおっしゃった。
※もちろん、大前提として戦争自体、それから特攻という攻撃自体が
間違っている(ridiculous)というメッセージも、この映画の中では
何度も伝えられている。
僕は、それまで今井さんをそんなに詳しく知らなかったんだけど、
すごい日本人だなあと思った。
Sefco Fieldでイチロー選手を観たときにも感じたんだが、外国に
いると日本人としてのアイデンティティを強く感じる瞬間が多い
ように思う。
今、大学でアメリカ建国の歴史を学んでいて、アメリカの素晴らしい
ところを沢山知ることが出来る。でも、同時に
桜。蝉。夕暮れ。雪。言葉。義。配慮。食。
こっちにいると日本の素晴らしさにも再度気付くことが出来る。
そして、こうしてたまにすごい日本人にお会いすることで、
勇気と誇りをもらうことが出来る。
またがんばろっと。
なんか、超真面目な内容になっちゃった。
いいよね。たまには。
p.s. 上映後、今井さんと握手をさせていただきました。
「ありがとうございました」と頭をさげると「オス」って。
めちゃ硬派な方でした。


2 件のコメント:
今井雅之さんは、好きですね。兵庫県日高町出身で親近感があります。元自衛隊員で、本物ですよ。だから、はっきりといえる見識を持っていえるのでは、ないでしょうか?
会長いろいろ活躍してますね。どんどんいくところまで行ってください。楽しみにしてますよ・・・・
今井雅之さんってそんなカッコイイ人なんだ。
知らなかったです。
私もその映画見てみたい・・・・
YouTubeとかでやってないかなー。
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