12/19/2008

Snow days

やりました!今学期が終了しました!!
というわけで、クリスマス休暇に突入で~す。

ところが、ここんとこやたらと雪が降り、こちらは激寒。

降り始めた頃は、綺麗だなぁと子どもと雪だるまを作ったり
していたが、ここ数日は少々げんなり。

何が大変かと言うと、学校に行くのが大変なのである。
僕の車は夏タイヤで、スタッドレスを買うつもりもないので、
まず車では学校に行けない。

で、バスで行こうとすると、ダイヤが乱れまくっていて、
やたらと時間がかかるのだ。

昨日は教授との面談があり、どうしても学校に行かないと
いけないということで、しぶしぶバスで出発した。

と。。。おいおいどこ行くねん!!
バスが目的地と逆方向に走り出した。どうも通常ルートの下り坂
を降りられない模様。
ま、あるわな。。。と、旅情を味わうことにして本でも読み始めた。
なんとか乗換場までたどり着き、乗り換えるバスを待つ。
出発予定時刻は。。。10分後。
って来るわけない。結局、30分遅れで出発。
車で行くと10分でたどり着くはずの学校に、2時間弱かかって
到着しました。

で、肝心かなめの面談は20分程度で終了!

じゃ、帰りますか?

まま、順調に乗換場まではたどり着く。
いったいここで何分待てば来るのだろうか??
と、100m程前方にバスを発見!!さらに道は渋滞していて
車はほとんど動いていない様子。


追いかけようっ!

思ったよりも早く、5分程度でバスに追いついた。

なら、家までも歩いた方が早いかも?
ってか、バスと対決してみたいっ!という訳のわからない衝動にかられる。

ということで、MP3を取り出し、音楽に合わせて元気に歩き出した。
10分、20分。
バスはみるみる後方に見えなくなっていく。

最初は、バスに勝てるわけないと思いつつはじめたガチンコレース。
もしかして、まじ勝てるかも!?

歩きはじめて30分。ちと、疲れた。
ってか、まだ半分も来てないじゃん。思ったよりも遠いかも。。。

45分、家までの山場、峠越えに差しかかる。
これまでは、誰かの足跡の上を歩いていたが、この辺から足跡が
弱々しくなる。。。
テンションをあげるために、1人雪山登頂でもしているような
イメージで登りはじめる。

1時間経過。寒い!!いろんな意味で寒いっ!
事故現場を発見。これで、エライ渋滞になっててんな。
ってことは、これ以降は車の流れもスムーズになる。

家までの最終コーナーを曲がる。
ここまできたら、なんとしてもバスに勝ちたい!!
ちょっと大きめのエンジン音が聞こえる度に、後ろを振り返る。
おぉ、4駆か。今度は、トラックか。

あとバスの停留所1個分。
ちょっと小走りになる。
あと50m、後ろを振りかえる。バスはまだ来ていない。
20m、10m、、、、ゴールっ!!!

やったーーーっ。ついにやりました。
タイム:1時間30分。

この喜びを誰かに伝えたくて、帰宅後すぐ娘に報告。
パパは、あの大きな大きなバスに、勝ったどーーっ!!

。。。

日頃の運動不足がたたって、本日は筋肉痛。
ってか、持病の腰痛が。。。

馬鹿だ

12/08/2008

将来なりたいもの

娘とすごろくをしていて、娘の駒が、ふとあるマスに止まった。
"好きな男の子の名前を言ってください"

"パパ"でも"Ryujiro"でもいいですよー、と貸した耳に
聞こえてきたのは。。。"ハンター"

ハ?ン?タあ?!

知らぬ間に、娘は好きな男の子が出来る年齢になっており。
これって娘の初恋になるのだろうかと。。。
傷心の父。を見て笑う母。


こちらに来て一年。娘はかなりたくましくなりました。
以前がとんでもなく甘えん坊&人見知りだったので、
ま、やっと普通くらいになったのかもしれん。

それでも父はとても嬉しく、誇らしく思います。


先日、幼稚園で将来なりたいものを絵に描くという課題があった。

2歳の頃だったか?もう3歳になっていたか?
"Soraは大きくなったら何になりたいの?"と聞いた僕らに
出したSoraの答えは、"かっぱ"。

いやいやそうじゃなくてね、Soraちゃん。
しかし何度聞き直しても、答えは"かっぱ"。
あの川に住むという伝説の生き物。。。

この子は天才か?はたまた、ただの変人か?と思ったものである。


今回の答えにも、いささかの期待を持ちつつ、Soraの描いた絵を
見てみると、そこに描かれていたのは
"郵便配達屋さん"

異国に住むSoraにとって、何より楽しみなのは、日本のじいちゃん
ばあちゃん、そして友達から送られてくる小包たち。
そして、それを届けてくれる郵便屋さんこそが、Soraにとっては
ヒーローであり、憧れの存在なのです。

はぁ。。。なるほどねぇ。

そう言われてみれば、素敵なお仕事ですね。
メールの世の中になっても、やはり手紙の方が伝わることもある。
そして、世界中、バーチャルにではなくリアルに繋がってる。
彼らは、誰かを幸せにしているのだなあと、少なくとも娘を幸せに
してくれているのだなあと思いました。

そー言えば、10日にミスチルの新しいアルバム発売ですね。
アマゾンに申し込んだら、アメリカまで約1週間で届けてくれる
そうです。
郵便屋さん万歳!!

12/02/2008

酔拳と蟷螂拳

宿題に追われて、なかなか更新出来ませんでした。

先週、こちらはThanksgivingという祝日(いわゆるターキーを
食べる日)があり、学校も1週間休みだったんだよね。
そのおかげで、何とか課題提出日に間に合いそうです。

ちょっと一息。。。ということでレンタルビデオ屋に向かいました。
以前からずーーっと観たかった映画があり。
それは何かというと、"The Forbidden Kingdom"
ジャッキーチェンとジェットリー(僕的にはリーリンチェイの方が
しっくりくる)が共演するという僕ら世代にとっては夢のような映画
なのです。
日本ではドラゴン・キングダムという邦題で公開されたみたいですね。
観に行きましたか~?

借りるつもりが、興奮しすぎて購入することにして、帰宅。
子どもが寝静まるのを待って、鑑賞しました。

はっきり言って、めちゃめちゃ面白かったです。
いや、ストーリー的には何ちゃことない筋書きなんだけどさ。

ジャッキーがこれだけカンフーするのって、めちゃ久しぶりじゃない?
しかも酔拳てっ!!それに対しリーリンチェイは蟷螂拳を繰り出します。

ドラえもんとかを除いたら、生まれて初めて観に行った映画がきっと
リーリンチェイの"少林寺"で。そん時買ったパンフレットに、たしか
リーリンチェイの得意技は蟷螂拳って書いてあったような気がする。

ってことはさ、2人は自分の最も得意な技を惜しげもなくこの映画
で披露しているということでありますよっ!!

噂では、ジャッキーもさすがに50歳を超えて、スタント&CGに
頼ったとの事ですが、いやいやいや、そんなの関係ないっ!
酔拳やってるジャッキーはほんとに見応えがあります。
やはりジャッキーの醍醐味は酔拳にありだと思い知らされました。

あとあとおまけとしては、ゴールデン・スパロウ役の女優さんが
かなり可愛かったです。これから絶対ブレイクすると思う。

とにかく痛快っ!
まだご覧になっていない方は、お正月休みにDVD借りて観て
みて下さい。
鑑賞後、蟷螂拳のポーズ取ってしまうこと間違いなし!!

11/09/2008

Barack Obama

今、夜中1:35。
何をしているかと言うと、日本シリーズを1球観戦しているのだ。

その間に、ブログ書こうっと。

今日のブログはアメリカ大統領選挙について。

日本では、福井県小浜市が大変盛り上がっているとのこと。
。。。って、なんじゃそりゃ!
でも、小浜には学生の頃行ったことがあって、魚は美味いし
船で観に行く景色も綺麗で、いい所だったイメージがあります。
まだ行った事ない人、お薦め!

で、大統領選挙。
こちらでは、まさに世紀のイベントでした。
アフリカ系初の大統領の誕生であるとともに、アメリカに
とっては暗黒の8年間(ブッシュ政権)からの開放の瞬間。

オバマ氏出身のシカゴやニューヨークはもちろん、シアトルを
含め大きい街では、街に人が溢れ、新しいアメリカの門出を
夜中じゅう祝ったようです。
(特に両海岸はオバマ氏支持が大多数なのです!)

この瞬間を、アメリカに居て直接体験できるということに
とても幸運を感じました。

いや、正直言うと、今までは大して関心も持っていなかったん
ですけどね。
でも、オバマ氏の勝利演説を聞いた時、これはきっと世紀の
瞬間なのだと、そう思わずにはいられなかったのです

日本では、この勝利演説は報道されたんでしょうか?
まだお聴きになっていない方は、是非一度聴いてみて下さい。
世紀のスピーチ
英語なので内容云々はおいといたとしても、きっと胸打たれる
ものがあると思います。
(パールハーバーのくだりは、日本人としてはちょっと胸痛むけど)

何より、これだけの演説を15分以上も、それも棒読みというわけ
ではなく、時には感情を込めながら、時には笑みを浮かべながら、
話しきるということに一種の感動を覚えます。

そして、"Yes, we can!"
僕は日本大好きな異邦人だけれど、これを聴いた時、思わずぶるっ
と武者震いがしました。

もちろん、こうしたショー的なスピーチに対する批判もあります。
イラク侵攻のように間違った方向に国民の意識を向けてしまう恐れも
ありますから。。。

でも、今危機を迎えているアメリカ国民にとって、このスピーチが
苦難を乗り越える際の心の糧となるのは間違いないと思われます。


現在、学校でリーダーシップ論について学んでいます。
もちろんリーダーは、卓越した知識とスキルと強さを持たなくては
いけない。でも、最近の研究では、それらよりももっと大事な要素
があると考えられていて、それは人と"共感する力"だと言われて
います。

今回の選挙には、政治に無関心と言われている多くの若者が、
関心を持ち、自ら選挙活動を行う者も数多く現れたようです。

オバマ氏の"Yes, we can"は、まさに多くのアメリカ国民を共感
させることに成功したと言えるでしょう。

少し前のブログでアメリカの持つ底力の源がわからないと書いた
ように記憶していますが、その源はきっと、"俺達は出来る"という
誇りと言うべきか、このエモーショナルな力のような気がしました。


あ~~~っ!!!
西武負けてるやんっ。
では、今シーズン最後のミラクルライオンズに期待しつつ。。。

10/26/2008

くっそーっ

西武ライオンズ優勝おめでとうございますっ!
めちゃ嬉しい。めちゃ嬉しい。

長谷川京子さんご結婚おめでとうございますっ!
芸能人で一番ハセキョーが好きなので、なんか微妙。。。


あと関係ないけど、
星野仙一さんが叩かれまくってるみたいですねー。
日本に居ないのでよーわからんねんけど、なんでそんなに
叩かれないといけないのかなって不思議です。

最強ジャパンでメダル取れなかったのは悔しいけど、
いやいや勝者がいれば必ず敗者がいるわけで。。。
メダル取れなかった責任は取るべきだし、WBCの監督に選出
しないってのもわかるけど、Yahoo Newsとか見てたら、
その人間性まで非難されてるようなところもあって。。。
それって関係ないやんっ!!って思います。

誰かを批判してれば売れるやろ的な、マスコミの悪い癖が
出てる気がするっていうか、ま、それを見る僕らも悪いん
だろうけど。
マスコミというかジャーナリズムというのは、世の中に
とんでもない影響力を持っているわけで、"利益"とは一定
の距離を保って、倫理観を持って行ってほしいと思います。


いやいやいや、今日の悩みはそんなこととは違って。
英語。これ。大変!!

なんやろな~、英語力がマジ伸びん。
こっちに来て一年が過ぎ、一年経った頃には結構喋れる
ようになってんちゃう?って思ってたけど、これが全然
なのです。

きっと、耳は良くなってるような気がする。
読むのも大分早くなったような気がする。
でも、肝心の話すのがさっぱりなのです。

俺、こっち来た頃の方が話せてたんちゃう?と思うことも
しばしばで。
そう思うと、余計言葉が出てこなくなったり、咬んだり。
めちゃストレスフル。

受験生の頃、一番勉強したのが英語で、なのに一番成績が
悪かったのも英語で。。。やっぱ、僕の脳は言語に向いて
ないのか、なんてことまで考えてしまいます。


こっちの人はさ、ほんま話すのが尋常じゃなく早いんだよね。
さらに、口の中の舌の動きだけで、ぼそぼそって話すの。
で、僕も少しでも早いスピードで話をしたいと思うように
なってて。

それでこの夏休みの間に、少しでもナチュラルな英語が
話せるようになりたいなって思って、アメリカンアクセント
やスピードのトレーニングをしたわけです。


したらねー、どうもこれが裏目に出ちゃったみたい。。。

悲しいことに余計通じにくくなってしまったのです。

急いで話そうとするからか、カツゼツが悪くなるみたいで。
ってか、元々カツゼツあんまよくないみたいなんだよね。
自分ではよーわからんけど。

まーゆうててもしゃーない。
あと9ヶ月くらいか。出来るだけ頑張りまーす。

それに多分、語学って1年や2年で身につかんもんなのかも
しれん(まー、僕の能力の問題もあるが。。。)。
日本に帰ってからも勉強続けんねん。で、いつかペラペラ
になんねん。英語のしゃべれるじーちゃんなんねん。
それでええねん。

よし、明日も頑張ろっ。

10/16/2008

僕の中の東洋的なもの

今日書くブログはきっとわけがわからん。
だって、僕もはっきりよくわかっていないから。
ってか、いつも奥さんから"きしょい"と言われる部類の話。


今学期のclassの1つに、
Discovering the Social Entrepreneur Within
というclassを取っていて、要は自分の中にある社会起業家
精神を探り出してみない??みたいな授業なんだけど。

その課題本として今日読んだ本が、これまた哲学的で
宗教的でよくわかんないんだけど。。。何故か心に残って。


今回の金融危機に代表されるように、この半世紀ほどの間
世界を席捲してきた経済至上主義というやつが、少しほころび
を見せています。
人間が作り出したはずの経済が、独りでに走り始め、人間の
力ではその暴走を止められずにいるように感じます。
そして、その元祖とも言えるここアメリカ合衆国が、経済発展
の影の部分である格差、そして貧困・飢餓に苦しんでいます。
そして泥沼化するイラク問題。

アメリカは、今まで自分たちが信じて疑わなかった価値観が
崩れていくのを実感し、そしてもがいています。
以前の傲慢さは少しなりを潜め、そういう意味では良かった
のかもしれませんが。。。

でも、この国の強いところは、またそこから這い上がろうと
する逞しさを持ち合わせているところなのでしょう。
この底知れぬパワーの源は一体なんなのでしょう?
きっとアメリカは生まれ変わる、そんな確信にも似た感覚を
異邦人である僕ですら感じずにはいられません。

行き過ぎた資本主義、西洋的価値観。その振り子が少し揺れ
戻るように、今こちらで関心を集めているのが東洋的な思想や
価値観です。(ここが西海岸というのも大きいと思う。)

僕の主観ですが、こちらの人が東洋的と言って思い浮かべる
もの、そのまず一つ目がインドだと思われます。
こちらの人はマハトマ・ガンディーがとても大好きです。
キング牧師による非暴力革命=黒人の公民権運動がガンディーを
祖にするからなのでしょう。

そして最近ではマイクロクレジットの創始者であり、ノーベル
平和賞受賞者ムハマド・ユヌス(バングラディッシュですが)。
そういう価値観を一変させるような思想は必ずインド周辺から
生まれています。

そして次に思い浮かべるのは、日本だと思います。
もちろん日本の思想や宗教の多くはインドや中国を祖にして
いるのですが、"禅"や"道"などは、日本のアイデンティティや
美意識と合間って、より個性的なものとしてこちらの人には
映るようです。

前置きが長くなりましたが、
今回読んだ本は、今世界で噴出するさまざまな社会問題に
対して、そういった東洋的な思想からアプローチすることの
有効性が述べられた本でした。


ってなってくると、クラス唯一の東洋人である僕の意見に
みんなが注目します。
いやいや俺の英語レベルでは、うまく説明出来ないし。。。

ってゆうか、よくよく考えてみて、今の日本の社会にそんな
東洋的な思想は残っているのだろうかと。。。

仏教の究極の目的が"無"になることであれば、私欲や見栄の
はびこる日本に、そんなものは残っているのだろうかと。
僕よりも、「アメリカはなんとか変わらなければならない」
と考えているこのクラスメート達が、よっぽどそれに近いの
ではないだろうかと。。。


昔、東洋と西洋の違いについて大学の友達が言っていた言葉を
思い出した。

       実現してるもの
幸せ度= --------------
       欲しているもの

だとするならば、分子を大きくしようとするのが西洋的。
分母を小さくしようとするのが東洋的。

僕は、もっと分母を小さくする、というか、本当に大事なものを
研ぎ澄ましていくことにもっと注力しなければいけないのかも
しれない。

僕の中には、きっと東洋的なものが息づいているだろう。
この僕の中の東洋的なものにもっと目を向けることによって、
何か違ったものが見えてくるのかもしれない。

そんなことを考えていた。

10/11/2008

かぼちゃ畑にて

今日は、娘の遠足について行って来ました。

もうすぐハロウィンということで、畑にかぼちゃを掘りに
行ったのですな。

こちらの遠足は原則、親参加。
ってゆうか、現地集合⇒現地解散なので、必ず親がついて
いかなくてはならないわけです。

畑に着くと、すでにほとんどのクラスメートが集まってました。
で、子ども以上に張り切っているのが、親の方。。。
せっせと長靴に履き替えたりして、どんだけやる気やねん??
でも、そういうところがとても素敵だなあと思います。

娘の遠足について行くのは、5月以来2回目。
でも、その間に娘が見違えるほど成長していて驚かされました。

5月に牧場に行った時には、ずっとママにべったり。
友達とも交わらないし、動物も怖がって一切近づこうとしなかった。

でも今日は違いました。
畑に着くや、我々の手を離れ友達の輪に入っていきました。
そして、今日の畑にも山羊や羊がいたんだけども、そのゲージの
中に自ら入り動物の肌を触りに行ってるではありませんか!

父はほんとうに驚きました。
英語はほとんどわからないんだろうけど、見よう見まねで友達の後を
追いかけ、時には友達と手を繋ぎ、芝生を走りまわる我が子を見て、
僕は感動すら覚えました。

そして、言葉も通じず少し引っ込み思案の娘に声を掛け、遊びに
誘ってくれるクラスメートたちに感謝しました。

妻から聞くところによると、Soraと仲良くしてくれる子が
特に2人いるとのこと。
その2人の親御さんに挨拶だけはしておこうと思い、話しかけてみる。
すると、これまたいい人たちだったんだー。

特に1人はお父さんに連れられて来てたんだけど、そのお父さんが
何ともかっこいいんだよね。
歳は、40後半くらいかな?
人生楽しい事も苦い経験も悪い事も、いろんな経験をしてきて、
今は落ち着いていいパパやってますって感じ。
ああいうタイプのオヤジって、あんまり日本では見かけないんだよな。
ああ、あんな風に歳を重ねていければ素敵だなあと思いました。

少し汚れたレッドソックスのキャップをかぶっていたので、
「今日から始まるね?今日は、大輔だよね」
と言うと、「あ、そうなの?」
って、それはいまいち食いつかへんのかいっ!

父親がいない僕は、昔からどんな大人になって、どんな男になって
今ではどんなオヤジになったらいいのか?なりたいのか?が、
いまいちよくわからないところがあって。なので今日みたいに
かっこいい人生の先輩を見つけるととても憧れるのです。


畑で、1人1個好きなかぼちゃをもらっていいとのこと。
俺なら欲張ってでかいのを選びそうなものなのに、ちょこんと
可愛らしいかぼちゃを1つ選び、上機嫌のSora。
欲がないというか、足るを知ってるというか。

我が子から、いろんなことを教えられ、いろんなものをもらった
ような気のする1日でした。

9/21/2008

NPをたづねる4

2部作のはずが3部突入!

【8月31日】
いざ!グレイシャー!!

朝起きてみると、外がやけに暗い。
もしやの。。。大雨。

天気予報を見るが、これからさらに天気は悪化する模様。
本日の予定は、氷河湖遊覧船とトレッキング。。。

予定を急遽変更し、国境を越えてカナダに向かうことにする。
カナダ側にあるウォータートンNPに行くが、ここも視界不良。

明日の早朝には、日本に帰国する友達。
このまま山を全く堪能できずに帰れば、何のためにはるばる
日本から来てくれたのか。移動だけしに来たようなものである。

駄目もとで、もう一度グレイシャーNPに行くことにする。
天気は一向に良くなる気配はない。
ビジターズセンターに行くと、そこには日本からインターンシップ
で来ているボランティアスタッフがいて、その人に話を聞くと、
「峠は雪が降っているらしいです。もうすぐ通行止めになると
思います。」

もちろん僕の車は夏タイヤ。
でも、せっかく日本から友達が来てくれているので、行ける所
まで行ってみようという話になり、山を登り始める。

霧がどんどん濃くなり、視界が数メートル程になる。
時速20kmほどでゆっくり進む。
降り続く雨が、徐々にみぞれに変わる。きっと峠は雪が降ってる。
他の車にほとんど出会わなくなる。
もうすぐ峠だ。まだ積もってはいない。

峠を通過し道を下り始めると、急に霧が晴れていく。
そして、眼下には神秘的な世界が。。。

グレイシャーがその美しい姿を少し僕らに見せ始めた。
視界良好とまではいかないが、頂に雲を被った姿はそれはそれで
味わい深い。。。西側の雲の切れ間から夕日が差し込む。
"天空の城ラピュタ"を彷彿とさせる。

その山と谷の姿に友達のテンションがあがる。満足した様子だ。
それをみてホッと一安心する。

さらに帰り道、熊に出会うというおまけまで付いて、終わってみれば
結構充実の一日となりました。

【9月1日】
5時半起床。友達を空港まで見送りに行く。
たった3日の同行だったが、思い出深い3日間だったように思う。

空港をあとにして、1人少しセンチメンタルになりながら
ホテルに戻る。"スピードとナイフ"を聴いてテンションをあげる。

ホテルに戻ると奥さんと子供は、まだ寝ている。
今日で旅行8日目。みんな疲れが溜まっている。
洗濯機をまわして、二度寝する。

10:30出発。
もう一度、グレイシャーNPに向かう。

峠はやはり雪。外はマジで9月1日ですか!?という気温。

雪が降り積もる前に峠を離れる。

こんな天気では、やることないなあという話になり、
早めにホテルに向かう。

と、これが大正解!!
ホテルの周りの環境が最高に良かったのだ。
僕らが泊まったホテルではなく、もう1つある別のホテル(料金高)が
湖の畔という最高のロケーションにあり、早速そこに向かう。

そのホテルのロビーがさ、それはそれは素敵で。。。
ロビーの真ん中に大きな暖炉があって、それを囲むようにソファーが
並べられ、そして目の前には至高の景色が!!

みんなそこで、コーヒー片手に読書などを楽しんでいて
「これが本当の贅沢なのかと」思い知ったのである。

こんなに心地の良い空間って。。。
今まで経験したことのない種類の空間、なんて表現していいのかわからない。
知らず知らず記憶が遠くなり、一時間程ウトウトする。

その後、パスタ(アメリカに来て一番の味だった!)を食べ、就寝。

【9月2日】
チェックアウトした後、もう一度湖畔のホテルに立ち寄り、その後
みたびグレイシャーNPに向かう。

この日はグレイシャーに来て、初めての晴れ!!
http://www.nps.gov/glac/

ほんとは、お前はそんな美しい姿を霧に隠していたのか?
前日の雪により化粧をした山々がその美しい姿を現してくれました。

昨日までは、雲が掛かるのもなかなかオツですなあ、なんて思っていたが、
やっぱり晴れの方がいいっすねぇ。

僕が山が好きだからかもしれないが、今回訪れたNPの中で
グレイシャーNPが一番好き。
気を抜くと涙があふれてきそうな、そんな景色です。

午前中のうちにグレイシャーとは別れて、再びスポケーンへ。

10日に及んだこの旅行も明日でいよいよ最終日。
程よい疲れとめくるめく思い出からくる感傷が、アンジェラの"手紙"に
とっても合うような気がして、繰り返し聴く。

【9月3日】
最終日。

午前中をスポケーンのRiverfront Parkで過ごす。
ふるさと西宮市の姉妹市なので、その名前だけは何度も耳にしていた
スポケーン。

そこは、大きくもなく小さくもなくジャストサイズの素敵な街でした。
公園のドーナツ屋のおじさんが、Soraを見てピーナッツをくれる。
リスにやれというのだが、これにSoraがハマった!!

「あの、、、Soraちゃん、そろそろ出発しませんかね??」
あれだけ苦労して行ったどのNPよりも気に入ったようで。。。

予定より随分遅れて、スポケーンを出発。
ここから家まで約500km。最後の道のり。

途中シアトルで買い物をして、家に到着したのが21:00。
事故なく無事に帰ってこられたことに一安心する。
そして、ひたすらに長かったドライブ旅行に、文句を言わなかった
娘とその相手役の奥さんに感謝する。

この旅行を、彼女はいつまで覚えているのだろうか?
4歳の彼女の記憶には残らないのだろうか?

あのひたすらに大きかったアメリカ大陸。
不思議で神秘的なイエローストーン。
そして、鳥肌が立つほどに美しいグレイシャー。

10日間の思い出が、彼女の無意識のどこか、細胞の一部に
少しでも残ってくれるならば、それは素晴らしいことだと思う。

9/14/2008

NPをたづねる3

では、旅行記(後半)です。

【8月29日】
この日は、午前中イエローストーンでまだ周ってないところを
見て周った後、午後から隣接するグランディトンNPという
ところを訪れた。
http://www.nps.gov/grte/

ここは4,000m級の山々をメインとする山岳NPですな。
主峰グランディトン山の高さは約4,200m、富士山よりはるか高い
ので、それなりに見ごたえのある景色なんだけど、"山"という意味では、
この後訪れるグレイシャーNPの方が美しく、インパクトが強かった。
麓の湖でボートなどに乗って過ごす。



そして、19:20友達を迎えに行くため、グランディトンNPに
隣接する空港に向かった。
大学時代の友達、会うのは1年半ぶりくらいか。
感動の再会もそこそこに本日の宿に向けて出発。

今日はここからさらに400kmくらい先まで行かなければいけないのだ。
到着予定時間、深夜0:00。

車の中で積もる話に花を咲かしていると、友達があることに気付いた。
「りゅうじろー、星すごくね?」
車を路肩に停めて、ヘッドライトを消してみる。。。
「わーっ!すっげっ~!」

その日はタイミング良く新月。
そしてここはワイオミング&アイダホ州境のどっどっど田舎。

以前、天の河の話をこのブログにも書いたが、この日の
天の河の鮮明さは、あの時以来なのではないかというすごさで。
星が見えすぎて、逆に星座がどれかわからんっ!
かろうじて、北斗七星を見つける。なら、あれが北極星だ、
というお決まりの流れ。

対向車が何台か、僕らが停まっていることに気付き、スピードをゆるめる。
-なんだ、星観てるだけか-
彼らにはなんてことのない星空なのだろうか?
すぐにスピードをあげて立ち去っていく。。。

車に戻っても、星空を気にしながらの運転。
その時!なんだっ?
突然、鹿が車の前に現れ、ぎりちょんでなんとか事故を免れる。
「めっちゃ目が合ったって!こっちを凝視しとった!!」

なんとか目的地Duboisに到着。
時計を見ると深夜1:00をまわっていた。

【8月30日】
この日は、移動日。
約600km走って、グレイシャーNPの手前の町CutBankを目指します。

けど、この日の移動は楽しかった。
友達が日本から、日本の最新ヒット曲集(CD3枚)と懐メロ集(1枚)
を持ってきてくれたので、車の中はさながら日本。
"SuperFly"やら"いきものがかり"やら、これで日本の今にかなり
追いついたと思われる。
娘は"ぽにょ"に、父は"スピードとナイフ"にハマる。

そして1番盛りあったのが、懐メロCDを使った、「クイズ"イントロドン"」
(ってこれ自体が古いけど。。。)
永遠のアイドル浅香唯、そして光Genji、はたまたバービーボーイズ
って懐かしすぎるやんっ!!(コンタ?やったっけ?)

ちなみに、イントロ対決は6対12で奥さんに完敗。。。

そして、この日のもう1つの企画が、「果てしなく広がるアメリカ原野
といえば、やっぱりフリスビーでしょ!」
果てしない原野を探し求めて、さまよった挙句。。。
見つけちゃいましたー!、絶好のフリスビーポイント。


どう?この果てしない感!

この日は、ちょっと早めにチェックインして、明日からの
グレイシャーNPに備える。

ホテルでレトルトカレーを食べながら、友達のipodをテレビにつなぎ
ミスチルのPV鑑賞。
って、まるで日本じゃんっこれ!!
ってかすごいですね、テクノロジーの進歩は。。。

では、グレイシャーNP(僕的には今回のNPの中で一番良かった)は次回。

9/12/2008

NPをたづねる2

約一ヶ月ぶりのブログでーす。

先週まで10日間の旅行に行ってました。

我が家を出て、まず約1,300km離れたイエローストーンNP
という所に行き、さらにその後カナダとの国境付近にある
グレーシャーNPという所をまわって帰ってきました。

走行距離しめて約3,000mile(4,800km)!!
日本列島の長さって3,000kmくらいやったっけ?
それをゆうに超えて往復しようかという距離。


おえ~っ、まじ当分ハンドルを握りたくありません。。。

しかし訪れたNPはいずれも素晴らしく、感動!感動!の毎日でした。
頑張って行った甲斐がありました。

今回は、その旅行記(前半)をご紹介したいと思います。

【8月25日】
朝がとても苦手な山根家。
9時までには絶対出発するといきこんでいたのだが、結局出発は
9:30。。。ま、こんなもんか。

最近少し安くなったガソリンを満タンにして、向かうはワシントン
州東地区最大の都市スポケーン(ふるさと西宮の姉妹市)!
実はそこまでも約500kmあるのだ。

途中、腹が減って昼食。
この旅行最初の食事は。。。もちろんケンタッキー!
家族で争うように肉をほうばる。

スポケーンで少し休憩した後、本日の目的地Missoulaへ。
途中雨が激しく降ってくる。
けど、これがうちにはありがたい!
実は僕の車は、いまどきのエアコン無し!?
なので、移動日は雨&観光日は晴というのが最高のパタンなのだ!!

夜8時ごろMissoulaに到着。本日の走行距離800km。
目の充血が甚だしい。。。

【8月26日】
朝、やっぱり寝坊。気を取り直して出発。
今日はイエローストーンの手前の町Gardinerまで行く予定なのだ。

途中、"旧刑務所跡"という看板に、奥さんがなんでか食い付き、
そこに立ち寄ることにする。

ま、今日は移動以外別に予定がないからいいねんけど。。。

刑務所の中は当時使われてたベッドや寝具がそのままになっていて、
結構生々しい。
なんや?このどんよりした感じ。。。
ちょっとブルーになりながらも、先を急ぐ。

夕方、Gardinerに到着。
ホテルにチェックインと思ったら、予約してたつもりのホテルが
手違いで取れていなかった。。。
なんとか他のホテルを見つけて、チェックイン。
持参した炊飯器で米を炊き、日本食にありつく。

次の日から、いよいよイエローストーン!!
備えて早めに就寝しようとするが、興奮して眠れず。。。
俺は、小学生かっ!!

【8月27~28日】
イエローストーンNP観光!

アメリカは世界で最初に国立公園の概念を生み出した国。
そして、イエローストーンはその第一号の国立公園。
つまり、イエローストーンこそが世界の国立公園の元祖とも
言える存在なのだっ!!
http://www.nps.gov/yell/

アメリカに来ると決まって以来、念願だったイエローストーン。
そして、この夏休み最大のイベント。

いろんな思いや期待が詰まったイエローストーンだったが、
その期待を裏切らない、素晴らしいNPでした。

一言で言うと。。。
面白いんだよね、このNPは。
美しいってだけではなくて、地球の不思議だったり、生命の神秘
だったり、NPや世界遺産が持つさまざまな要素を1つの場所に
凝縮した所なのです。

ここには、
1. 美しい景色があります。


2. 不思議な世界があります。



3. そして突然、野性動物が現れ、我々を驚かせます



ここは、ディズニーランドのように人が人を楽しませるために
様々なアイディアやいろんな技術を駆使して造られたわけではないのに、

自然が、ありのままの自然がこんなにも僕らを楽しませてくれるのです。
それはそれは不思議であり、面白くもあり、そしてひたすら感動します。

あーーっ、アメリカはでかい!地球はすごい!人間はちっちゃい!
子どものような事を痛感していました。
そして、生きている実感が妙にリアルに感じられ、知らず知らず笑いが
こみ上げてくるのです。
僕は、日焼け止めを塗ることも忘れ、その自然にどっぷり浸かっていました。

おかげで次の日には、顔中ひりひりするわ、唇は腫れるわ、子どもからは
「パパ、顔が怖い」と言われるわ、散々だったのだけれど。。。

そのくらい、イエローストーンは素敵なところだったのです!!


次の日から3日間、日本の友達が合流。
まだまだ珍道中は続きます。。。

8/12/2008

無名

だいぶ前、宮本輝さんの小説について書いたが、僕がもう1人
好きな作家に沢木耕太郎さんがいる。

沢木さんと言えば、なんといっても"深夜特急"シリーズですね。
旅行好きの方なら一度はハマった記憶があるのではないでしょうか?
僕もそのご多分にもれず、バックパック旅行してた頃、"深夜特急"
を読んでは、次の旅行の候補地を決めていたものです。

でも、沢木耕太郎さんの魅力は、紀行文のみにあらず。
本業はドキュメンタリー小説です。その圧倒的な取材量に裏付けられた
事実を、稀代の文章力によって、豊かな物語に変えてしまう。

そして沢木さんが一貫してこだわられていること、それは常に日の当たる
「勝者」について書くのではなく「敗者」にスポットを当てるという
視点です。


今回は、そんな中から「無名(2003)」をご紹介したいと思います。

この私小説における"無名"な人物とは、沢木さんのお父様。

一合の酒と一冊の本があれば、それが最高の贅沢。
そんな父が、ある夏の終わりに脳の出血のため入院した。
混濁してゆく意識、肺炎の併発、抗生物質の投与、そして在宅看護。
病床の父を見守りながら、息子は無数の記憶を掘り起こし、
その無名の人生の軌跡を辿る。(幻冬舎 書籍紹介より)

そして、息子はそれまで親父について知らなかった"あること"を知ります。
それは、親父が人知れず俳句を書き綴っていたということ。

息子は、父が生きている間にその句集を作ろうと決意します。
果たして、その句集は父が生きている間に届けられるのだろうか。。。

という私小説(だったような。。。)

沢木さんは、句集を作る過程で父に関する無数の記憶を思い出し、
そして気付きます。

この無名の人の"凄み"を。
何も目立つことのなかった父が、粛々と生きぬいてきたという"凄さ"を。

同時に、それ程関わりが強かったと思わない父から、至極普通の中年と
思っていた父から、多大な影響を受けていたということについても
気付かされます。

自分の文体が、父親のそれにとても似かよっているということを
知るのです。
意識的にか無意識にか、はたまた先天的にか後天的にか、父の"さが"
や"業"は息子へと引き継がれ。。。


現在の極端な経済主義社会おいては、金銭的に成功しなければ、
もしくは有名にでもなれなければ、立派な人間だと思われないような
そんな社会的風潮があるように感じます。
そんな中、ごく普通にまっとうに生きる"無名"の生き様に焦点が
あてられた作品です。
そして切っても切ることの出来ない親子の繋がり。血脈。父親の背中。。。


ごくごく普通の公務員をしている僕としては、感じるところが大きいわけ
でありますなぁ。

8/01/2008

行政を語ってみる

高校野球が始まりましたね。
盛り上がっているんでしょうか?

僕は宮っ子ということもあり、高校野球大好き。
"勢い"で無名なチームが勝ち進んだり、大逆転したり、
プロと比べるとドラマチックな展開がたまりませんな。

それから五輪。盛り上がっているんでしょうか?
こっちは全然盛り上がっていません。スポーツニュースも
MBAなどプロリーグの話ばかり。五輪の話なんてほとんど出ない。
えっ、アメリカってそうなん??もっと愛国心の塊で、五輪では
燃えるのかと思っていたが。。。


さて、今回は行政・政治について少し考えを整理したいと思って
います。
僕はこちらに行政学を勉強しに来ているので、一年間学んで
感じたことをまとめておきたいんだよね。

おもんない内容になること必至ですが、ご了承ください。


アメリカで一年間行政管理学を勉強してきて思うのは、
こちらでは、行政に対して学問的というよりは、より実践的
な方法論としてアプローチしているように感じています。

例えば、行政・政治の世界によく見受けられる不正。もしくは、
"何故、政策は民意を反映したものにならないことが多いのか"
という普遍的な課題。

日本のテレビや新聞などの論調は、ひたすらそれを糾弾しますよね。
「そんなことあってはならない!」と論じる。
いや、確かに絶対あってはならないことなんです。政治家は本来
自分の利よりも市民全体の利を優先させなければならないっ!

確かにそーなんですが、精神論・モラルの問題と片付けてしまう
ことで、逆にその問題の解決から遠ざかっているように思うんです。

アメリカでは、もちろん不正はいけないんですが、そこに陥って
しまう危険性があるということを認めてしまうわけです。
その上で、それを出来るだけ防ぐためには、どういう仕組みにすれば
いいかのを考える。

日本人は、ある種潔癖すぎるので、不正に陥る可能性を認めた
がらないわけです。「そんなことは絶対あってはならない」と。。。
だから、その先になかなか進めない。
それは日本人の美学でもあると思うんですが、実践的かどうか
ということになると決してそうではないと思います。

話がちょっと抽象的なので、もう少し具体的な話を。

企業にとって最優先事項はなんでしょう?
それは利益を生み出すことではないでしょうか。
それが株主の利益なのか、従業員の利益なのかは別にして、
利益をあげることが第一の目標であることには変わりないでしょう。

では、政治にとって、企業で言うところの利益にあたるものは
なんなのでしょうか?
それは"票"だと思います。政治家はなんだかんだ言って、"票"を
獲得するために動くのです。

もちろん政治の目標は、「世の中をよりいいものに変えていくこと」
なんですが、そう言ってしまうと企業活動をはじめ全ての社会活動が
そうだと言えるのではないでしょうか。

そうではなくて、企業人が利益を求めて働くように、政治家が
何を最優先させるかというと、"票"だというのが事実だと思います。
それは、少しわびしいことに聞こえるかもしれませんね。
でも、これは仕方ないことでもあると理解しなくてはいけないと
思っています。

政治家は、選挙に落選してしまっては、地位も報酬も失ってしまう
のです。
もちろん「世の中を良くする」という思いもお持ちだと思いますし、
とても大事なことなのですが、きっと自分がその立場に立って
考えてみると、ほとんどの人が"票"を獲得するためにはどうすれば
いいのかを真っ先に考えてしまうのではないかと思います。
それが社会で生きる人間のごく自然な発想だと思います。

それが理解できると、
"何故、政策は民意を反映したものにならないことが多いのか"
という問題もおおよそ理解出来ます。
これも"票"を得るためです。
中でも"組織票"というやつが、大きな力を持ってきます。
つまり、民意から少しかけ離れていても、組織票を稼げるような、
政策や公共事業が行われる傾向があることがわかるのです。

そんなん当たり前やんってことを偉そうに言っちゃってますねー。
こう書いちゃうと、誰でもわかってる、もしくはすぐに理解出来る
ことなんです。。

でも、日本での議論は、まずそこをスタート地点にはしていない
のではないでしょうか?
そして、そこをスタート地点にするとその先の解決策が見えてくる。

ではどうやって、民意を政策により盛り込むことが出来るのでしょうか?


行政で働いてまだ5年のひよっ子が述べるのもはばかられますが。。。
僕の現時点での考えでは、「議会の改革」が1つの有効な策だと思います。
地方分権を言われて久しい今、市民の生活により近い"地方議会"には、
少なくとももう少しは民意が反映されるべきです。

市議会や県・府議会でどんなことが行われているかって、把握されて
いる方少ないんではないでしょうか?

でも、これって日本のように議会制民主主義に基づく国においては、
めちゃくちゃ重要なことなんですよね。
制度上、議員の方というのは市民の代表者なわけですから。
逆に言うと、議員の方が認めたことは、制度上は市民が認めたことに
なるわけです。

で、次に議会および議員はどれだけ民意を代表しているかという問題に
なりますよね。それって、もう言わずもがなですよね。。。


その解決策として、今考えているのは以下の2つ方法です。

 1. アメリカの市議会では(ま、州や自治体によっても違うよう
   ですが)、市民が自由に出席して発言出来る仕組みになっています。
   市議会では半分以上の時間を、一般の市民が発言しているんです。
   で、議会はそれを踏まえた上での結論を下します。
   もちろん、その発言している市民の意見が偏っている危険性も
   あるのですが、とにかくそういう問題点のよりも、民意(民主主義)
   を実現するためには、どうすればいいのか考えて出来た仕組みで
   あると言えるでしょう。

 2. 次に、より多くの一般の市民が議員になれる仕組みが必要です。
   先程も述べましたが、議員の方というのは落選してしまうと
   地位も収入もなくなってしまう、めちゃくちゃリスキーな立場で
   選挙に臨まれるわけです。結果、もともとそこに地盤を持つ有力者
   か自営業の方、弁護士など資格者、組織票の上に立った候補者など、
   選挙に落ちる可能性が極めて低いか、落ちても生活に困らない方だけ
   に限られてしまうのです。
   それでは、全体の民意は反映されません。
   企業のサラリーマンや公務員、教師など幅広い人が政治に
   関われる(選挙に落ちるor任期を終えてもすぐに元の職に戻れる)
   社会の仕組みが必要だと思っています。
   そういう意味では、来年から実施される「裁判員制度」が、
   一般市民が"自治"に関わる最初の流れになるかも知れません。


もちろん行政・政治の問題は山積みで、それだけで解決することでも
ありませんが、「地方議会改革」は、これからの行政・政治・自治を
考える上で重要なポイントの1つであると思っています。


これ以外にも、行政を考えるうえで欠かせないのが、「何故公務員の仕事は、
民間に比べて非効率なのか」という問題ですね。
これも、その根源にある原因を探ることで、その解決策が見えてくると
思っています。(公務員の元々の能力が民間の方の能力よりも全体的に
劣っているとは思いたくないし、僕は思っていません)
ま、それはまたの機会に整理して書ければと思います。


もっともっと行政についてお詳しい方にもこのブログをご覧いただいて
いるので、大変恐縮ではありますが、もしご意見・ご指摘などございま
したら、ご教示いただければ幸いです。
それは勉強になりますし、本当にありがたいことです。

ってな感じで、たまの真面目な話でしたーっ。

7/29/2008

BOSE

久しぶりのブログ。ちょっと変な感じ。

こないだの土曜日に夏講座が終わりました。
夏講座は、通常2ヶ月でやる授業を1ヶ月で集中してやるので、
結構スケジュールや宿題がタイトで難儀しました。

夏講座では、統計学と経済学を受講したんだ。
統計学ではアメリカ人が極端に数学に弱いってことが判明。
ま、アメリカは長所を伸ばす教育方針なので、苦手な分野は
とことん苦手ってこともあるんだろうけど、それにしても。。。

で、経済学は結構ためになりました。
また機会があれば経済を勉強しながら感じたことをこのブログ
に書ければと思ってます。


で、で、夏講座が終わり、僕は夏休みに入りましたっ。
夢にまで見た夏休み!!満喫させていただきまーす。


夏休みに入って、まずやろうと思ってたこと。
それは。。。髪を切ることです。

毎年、夏は暑いから髪を短く切ってんだよね。
こっちはそんなに暑くないので、短く切ってはなかったんだけど、
夏講座の宿題に追われてた時、なんかめちゃうっとしくなってきて、
で、切る事にしました。

こちらでの散髪は結構苦痛な時間。いまいちディテールまで伝え
きれないし、ってかそんな細かい要望に答えてくれないし。
なんせ5分くらいで終わるから。
ま、安い散髪屋行ってんのもあるんやろけど。。。

今回もこっちの要望を伝えてはみたが、僕の英語不足なのか向こうの
サービス不足なのか、見たからに適当にチョキチョキやり始めた。

ま、いっか。
で、短くしてって言ったので、メインはバリカンですな。
ほーほー、人の髪と思って結構思い切りいいですね、あなた。

で、「どう」って?
早っ!!

結構短くなってはいたが、もうちょっとだけ短くしようと思って、
「あと1cm」って言ってみた。

「えっ。。。それって1cm??」

あいにくではございますが、こちらはインチ方式を採用しております。
1センチを1インチと受けとられてしまったようです。
ちなみに1インチ=2.5cm。。。

ってか坊主やん?

それもイケてないことに、中途半端な坊主なのです。
山に篭って1ヶ月くらいの修行僧っての?
高校球児が引退して、髪を伸ばしはじめたところっての?
わかる??あの中途半端な無精な感じ。

家に帰ってもいまいち納得がいかず、私、腹決めました。

次の日バリカンを購入。自分でアレンジしてみました。

奥さんに後ろガタガタやんっ!とか言われつつ。
じゃ、直して?とかお願いしつつ。
ま、ええねんっ!
ここはなんでもありの国、"アメリカ"やろっ!?


そーいえば。。。
僕は小さい頃の夢が、お坊さんになることでした。

多分、僕の両親が寺社巡りが好きだったためでしょう。
正月になると京都に旅行に行って、寺社を巡るってのが、
山根家の慣わしになっていたように記憶しています。
家帰れば、熱心な仏教徒ってわけでもないくせにね。

僕は特にお寺の雰囲気がすごく好きだったらしく。
住職の説法などを、家族の誰よりも熱心に聞いていたようです。

あとお寺の壁とかに掛かってる、あれなんて言うんやろ?
訓言って言うのかな?"何とか十箇条"みたいなやつ。
ああいうのを読むのが好きで。

ある時、大覚寺というお寺でその訓言ってのを1人音読してたらしく。
するとそこに御住職が通りかかって、このチビにしては珍しいと
頭をなででくださったのを憶えています。

その手がとても大きく、包容力に溢れ。

そして、僕はお坊さんに憧れを持つようになりました。
親に「大きくなったら何になりたいの?」と聞かれ、「お坊さん!」
と答えていました。

しかしその後、僕は大きくなり。生意気になり。
そんなことも忘れ。。。


そして、父親が他界した時、僕はまたとても素敵な御住職に出会う
ことになります。
それは、父の告別式を執り行ってくれたお寺の御住職でした。

あの時、父を失いパニクっていた僕に、
「お父さんの分もしっかり生きなさい」と
その御住職はそんなことを言ってくれたように記憶しています。
小さな事ですが、それが心に残りました。

その後、あの地震があった時、その御住職は地震直後にうちまで
様子を見に来られました。全ての檀家を廻っていたのでしょうね。
とてもうれしく、そして何故かとても安心したことを憶えています。

父親を亡くした僕にとって、その御住職は父なるものの1つの
象徴だったのかもしれません。


アメリカで髪を坊主にして、そんな事を思い出すなんて。
これも夏休みに入ったゆとりからくるものなのだろうか。。。

7/06/2008

NPをたづねる

この留学の"裏目的"
それはアメリカのナショナルパークを行きまくること!!!

などと言うと不謹慎かもしれんけど、でもせっかくナショナル
パーク発祥の地に来ているわけで、出来るだけ多くのナショナル
パークを訪ねたいと思っている。

ってなわけで、6月の休みの間に早速2つのナショナルパーク
に行ってきました~

あまり時間が取れなかったので、家の近くの、グランドキャニオン
やヨセミテと比べるとそれ程メジャーとは言えないところに行った
んだけれど。。。

それでも日本では見られないような豪快な自然を堪能してきました。
改めてアメリカの懐の深さを思い知ったさ。

まずは、オリンピックNP
http://www.nps.gov/olym/

実はここは世界自然遺産にも認定されていて、温帯なのに雨林が
広がっているっていう世界でも珍しいところなのです。





山頂は寒くて、、、まだ雪(ってか氷河の末端?)が残ってました。


その3日後ぐらいに、ノースカスケードNPってところに行きました。
http://www.nps.gov/noca/

ここは行く前想像してたより、ほんと凄かった。
僕の大好きな、"岩山"&"雪"が満載やった。

カナディアンロッキーに行ったことがあって、そこに比べたら全然なんちゃうん?
って行く前は思ってたんだけど、カナディアンに匹敵するか。。。いやもしかすると
それ以上の荒々しさで僕らを出迎えてくれました。

ノースカスケードという山は、日本と同じ環太平洋火山帯に含まれていて、
山としてまだまだ若い山だと思うんです(ロッキーはかなり古い山)。
若い山ほど、その岩肌は荒々しく、そして男心をくすぐります。



これ!見てこれ!!
この見事なまでのV字谷。どうよ?これ、どう??
高校時代に地理を専攻した皆様にはたまらないのではないでしょうか?

そしてこの際々まで車道を造ってしまったという、アメリカ大資本主義。
ちょっと興ざめですな~。
ま、そのおかげでこの自然を間近で堪能出来たわけですが。。。



とても良い所だったなぁ。。。

このマイナーNPでこんなに凄いなら、メジャーどころはどないなってんねん!
と期待は膨らむばかりです。


突然、話が変わるんだけど、

とても大事な友人がこのたび結婚することになったそうです~!
こんなところで申し訳ありませんが、うれしくなったので書きます。

心よりおめでとう。
幸多かれ!!!

6/09/2008

Nausicaä

今、朝の4時半。

何をしてるかと申しますと、今さっきまでNETで
"風の谷のナウシカ"を観ていました。
で、この感動を誰かに伝えたくて、ブログまで書いてる。
馬っ鹿だよねーー。
でも、学期が終わって今は小休憩期間なのでええねんっ!!

でも、ナウシカって何度観ても感動するよね。
そして、観る度に新しい発見というか、あっ実はこんなことも
伝えたかったんじゃないかって思うことがあって、いつも新鮮。

どんだけ深いアニメやねんって思います。

僕がTutorをやっている日本語クラスの中にも、大の宮崎ファン
がいて、話すことない時は、とりあえずナウシカやらラピュタ
やらの話をしてます。
なら、どんどんマニアックになっていって、実は途中からついて
いけないんだけどね。でも「そうそう」って聞いてる。。。

去年、仕事の関係で、日本語を話せる外国人に会う機会が結構
あったんだけど、日本語を習い始めたきっかけが日本アニメ
っていう人が結構いて(ってか半分以上そうだった)、恐るべし
アニメの力って思うよ。

アニメはネオ・ジャポニズムの中心的役割を果たしているわけ
ですなぁ。

でもでも。やっぱりそん中でも最高峰はナウシカでしょ。


忘れもしない。
小学校3年生の時、友達のお母さんに連れられて、梅田の映画館
にナウシカを観に行ったんだ。
途中、甲子園口のファミリーマートで、エビピラフかなんかを
買ったことまで憶えてる。

実はね、別にナウシカを観に行きたかったわけではなく、ってか
ナウシカの存在すら知らなかったんだけどね。
2本立てで、アニメのシャーロックホームズ(犬のやつ。知ってる
??)がやってて、そっちを観に行ったんだよね。

その頃、学校でホームズ&ルパンごっこが流行っててさ。
(僕はいつもアルセーヌ・リュパン役やってたけど)

したら、自然と同時上映のナウシカも観ることになって、
そして、僕は衝撃を受けることになったのです。

正直、シャーロックホームズなんてどうでもよくなってさ。
ナウシカを観た衝撃から、いまいち立ち直れないまま家路に
ついたように記憶しています。

その自然破壊とか戦争とか、そういうことを考えたのではなく
本能的に何かすごいものを観てしまったというか、意味もよく
わからないが、とんでもないメッセージを受けたと思ったのでした。

そして、

ラン ランララ ランランラ
ラン ランララ ラ

って、ナウシカの回想シーンに流れる曲があるでしょ。
中でもあの曲がね、頭ん中から離れなくなって。。。
ずーっとずっと、その曲が何の曲だったか忘れるくらい大きく
なる頃まで、何か淋しいことがあったときや、自分の内面を
志向した時なんかに、自然にあの曲が頭の中を流れていました。


言わずもがな、あの映画は自然との共生や人間の強欲・争いを
テーマにしているのだと思われますが、20年以上経った今も、
というか、まさに今世界が直面している問題に対してのこれほど
強いメッセージを送っているということに驚かされます。
とてつもない人たちが創ったんだなあと思います。

それとも、世界が抱える問題の根本は、時代が変わっても
それ程大きくは変わっていないということなのだろうか?

いずれにせよ、これからも愛され続けていく映画なのでしょうね。
子どもがもう少し大きくなったら一緒に観たい、そう思います。

6/06/2008

第一学年終了!

昨日で今学期終了っ!!
ってか、今学年終了!!

正直、やっと終わったって感じだ。
特に今学期は、4月にWeekend classが2回あったのと、
学年末のレポートとプレゼンが重なってあったので大変だった。


僕がプレゼンをすると、クラスメートがほんとにすごく賞賛して
くれるので、嬉しいし、とてもありがたい気持ちになる。
そして、拳をぶつけ合ったり、ハイファイブしたり。。。
日本では赤面ものかもしれないが、こちらでは少しかっこいい。

でも、それはまだ第2言語でプレゼンをしているというハンデに
対しての賞賛なのだと思う。

僕のクラスメートは、ハンデを持った者をみんなでカバーしようと
する考えの持ち主たち。確かに普段は、お互いをバカにしあったり、
嫌味を言ったりもしてるんだけど、ハンデを持ってる者や弱者
に対しては絶対しない。

彼らはそれをごく自然にやっているし、それは本当にかっこいい
ことだし、リスペクトすべき文化だなあと痛切に感じている。


プレゼンに関しては、正直僕のレベルはまだまだ低い。
今の僕は、まだ英語で資料を作成しスピーチをするということ
だけで精一杯な状態なので、深いところまで分析して、それを
論理立てて説明するということは出来ていない。
僕の分析は、自分でもわかるくらい表面的なものだ。

それに、プレゼンって、聴いてる人を惹き付ける表現や間合い
が必要だと思う。同じ内容を表現するのにも、この単語より
この単語を使った方がインパクトがあるってなように。
日本語なら、なんとなく感覚的にわかるじゃん、そういう
魔力を持った言葉。
でも英語の世界になると、その言葉の奥にある背景・成立ち・
含意というやつがさっぱりわからん。
これでは魅力的なプレゼンやスピーチは行えない。


言葉の壁は思った以上に高いので、正直、どこまで伸びるのか
わからないが、
あと一年経った頃に、少しでもみんなのレベルに追いつき、
少しでもハンデ無しの拍手を受けることが出来れば、それは
ほんとうに素敵なことだなあと考えたりする。


しばらくすると夏季講座が始まる。
少し休んで、またこの自分の思っていることを表現し切れない
歯がゆさと向き合うことになる。
この休みの間に、英語を少しか上達させられればと思う。

5/30/2008

ケンタッキーとリーバイス

世の中の食べ物の中で何が一番好きか?
と聞かれたら、きっとケンタッキーフライドチキンだと答えるだろう。

確かに、寿司は美味い。特にハマチはヤバい。
ラーメンもかなり好き。学生の頃、友達と1日4軒とかラーメン屋を
巡り点数を付けてまわったこともある。

しかし、一番となると。。。やっぱりKFCなのだろう。
真似しようとしても出来ない、なんなんだあのレシピは!
カーネルサンダースは、歴史上の天才の1人であると思う。

こっちに来る前は、アメリカに来たら、KFCがきっとそこたら中に
あって食べ放題なのだろうと思っていた。
あまりに頻繁にKFCを食べ過ぎて、嫌いになったらどうしようか、
などと意味の無いことを考えてさえいた。

しかし。。。僕の街にはKFCがないっ!のである。
はぁ~!?
甲子園口にも西北にもあるやん。ここにないってどういうことやねんっ!

確かに、車で高速を走ればKFCに行くことは出来るのだが、
「あっ、めちゃケンタッキー食べたいっ」って思って、軽い気持ちで
行けるところがまたファーストフードの魅力やん。

なので、こっちに来て以来、KFCにずっと行っていなかった。
スーパーの惣菜コーナーで、スーパーオリジナルのフライドチキンが
売られていて、それを食べて僕の欲求をごまかしていた。

それがさ。。。
最近、家からごくごく近くの隣町にKFCがあるのを発見しちゃいましたー。

で、満を持してKFCへ。
久々のケンタッキーは膨らみ過ぎた僕の期待を裏切ることはありません
でした。そして忘れかけていた感動が再び!ヤバいっ!美味いっ!!
僕の家族は、子どもも含めてみんなKFC大好きなので、奪い合うように
肉を頬張りました。

あー、「スーパーのチキンも結構イケるやん」って思ってた俺のバカ!!
KFC好きを名乗るには、ほんと恥ずかしいことをしたなって思うくらい、
KFCのチキンは、スーパーのそれとは違い。。。

これからは、事ある毎にKFCに通うことになりそうです。


あと他にアメリカに来て「意外に無いな」って思ったものに、ジーンズ
(ま、僕はジーパンって呼んでますけどっ!)があります。

あるねんけど、種類が少ない。あと、ジーパンの色落ちのさせ方が
いまいちやねん。細やかさがないねん。
あと、リーバイスとかラングラーを売ってる店がめったにないんだよ。
いやいやいや、リーバイスってアメリカやん?!

学生の頃、ジーパンをたわしで擦り、色落ちさせていたことを思い出し、
真っ紺のジーパンを買ってきて、あと、たわしがないので紙ヤスリを
買ってきて、10数年ぶりにそれをやってみることにしました。

風呂に篭ること30分。。。

ほーほー。結構イケてるじゃん。
色の落ち方は、まだ十分ではありませんが、こっちいる間に徐々に
育てていくという楽しみを持つことにしました。


日本って、消費文化が世界一進んでいるって聞いた事あるけど、
やっぱり何でも揃っているんだなあと実感する日々なのです。

5/24/2008

SPY

今学期取った1つの授業でスパイに関することを少し勉強した。

その課題となっている本"Spying Blind"に、とても興味深い
ことが書かれていたので、今日はそれをご紹介。


2001年9月11日に起きた"アメリカ同時多発テロ"。
当時もそして今もさまざまな陰謀説が流れているこのテロだが、
この本はアメリカ諜報組織の腐敗という観点からこのテロを分析している。

まず、CIAはかなり早い段階で、アルカイダによるアメリカ本土に
おける航空機を使ったテロの計画というを把握していたというのである。

2001年1月に、イスラム国家であるマレーシアでアルカイダ幹部に
による会議が開かれている。
CIAはその情報を入手しており、尾行および盗聴などによりその会議の
出席者や会議内容をかなり詳しいところまで把握していた。
そして、その内容はまさに航空機を使ってアメリカ本土を攻撃するという
ものであった。

一方、国内の諜報を担当するFBIも、まだ違ったところから同時多発
テロの可能性を把握していた。
FBIは、アルカイダの一味が、アメリカ国内の航空機学校で航空機免許
を取得している情報を入手していたのである。

したがって、FBIは"誰が"航空機免許を取得しているかという個人まで
限定された情報を得ていたのである。

さらに驚くべきことに、激突航空機のパイロットとなるテロリストは、
一度アメリカ国外に出国し、テロ間近になって、アメリカに再入国する
のだが、その際、提示したパスポートは偽造のものではなく、その本人
自身のパスポートだったということである。

CIAもFIBも、テロを実行する可能性の高い個人を特定する情報を
入手しておきながら、入国検査でみすみす素通りさせてしまったわけだ。


それでは何故、アメリカはこの国家危機を防げなかったのか??

アメリカの諜報機関は、非常に縦割りで、さらにCIA(国外担当)と
FBI(国内担当)は犬猿の仲でありお互いの情報共有や協力を行う習慣
が備わっていなかった。
また、CIAは、冷戦時代の人脈を使った旧来の情報工作から、テロに
対応する組織に変革出来ていなかった。
 ・情報のデータベース化などはほとんど行わず、情報はエージェント個人
  がそれぞれの記憶やノートに書き留めるという方式であった。
 ・当時のCIAでテロ対策部門というのは、花形ではなくいわゆる窓際
  であったので優秀とされるエージェントはそこに配属されなかった。
などである。
 
この授業の主題は、このケーススタディから、巨大組織(特に行政組織)は、
硬直化や縦割・階層主義に陥りやすい習性であるので、それを理解した上で、
それを防ぐにはどうすればいいのかというのを学ぶものであった。


アメリカってスパイの本場でしょ?
なので、この本は結構面白くて、いつも課題本を嫌々読んでるのに比べ、
少しテンションあがりぎみで読むことが出来た。

アメリカで普段生活していて、スパイを感じることはないが、友達に聞くと、
ごくごくまれにCIAに関する出来事に出くわすことがあるのだそうだ。
同級生の1人は、テロ当時ユナイテッドエアに勤めていて、テロ直後職場に
CIAが乗り込んできて、同僚の1人(イスラム系)を連行していった
と言ってた。

そんなの聞くと、やっぱりおっかね~国だなと。。。


少し日本についても調べてみると、日本にはアメリカのCIAやロシアの
SVR(旧KGB)に相当する、諜報工作を専門とする独立した国家機関は
無いようですね。
内閣情報調査室(内閣府)、公安調査庁(法務省)、防衛省情報本部など
幾つかの省庁に分かれて、諜報活動を行ってるよう。

ある本によると、もともと日本人は、忍者を始めとするようにその勤勉性や
忠臣性・機密性などからスパイにはとても適した民族であるらしい。
で、戦後アメリカはそれを恐れ、日本にCIAのような諜報機関が出来ない
ような仕組みをとったという説もあるようです。


ところでさ。。。なんで、スパイになんてなろうと思うのかねぇ??
一度なったら、絶対足洗えそうにないじゃん。人間不信になりそうだし。
夜も安心して眠れそうにない。。。

などと考える小市民は、スパイには全く向いていないのだろう。

5/11/2008

ミラクル ライオンズ

西宮生まれ、西宮育ち。
僕は、生粋の宮っ子である。

しかし小さい時から、何故かかなりのレオ党。
今は無理だけど、学生時代は背番号と選手が全て一致出来た。

今年は、そのライオンズ強いのなんのって。

朝起きるとすぐWEBで前日の試合結果を確認するんだけど、
よく勝ってるんだよね。それも逆転とかサヨナラとか。

"ミラクル ライオンズ"なんて、記事が書かれていて、
ほんとに胸躍る毎日です。


何故、ライオンズ?阪神ちゃうの??って言われるけど、
なんでなんだろ??

ただ単に"かっこよかった"からなのである。

僕の実家は、旧西宮球場(阪急ブレーブスの本拠地)から
徒歩10分くらいのところにあって、小学生の頃はほんと
しょっちゅう、年間30試合くらいは観に行ってたと思う。

"阪急子どもの会"ってのに入会していて、それだと内野席が
タダだったんだよね。

その当時、仲良い3人組ってのがいてさ、放課後に、みんな
100円握りしめて西宮球場行くのさ。
1人は阪急ファン、1人は近鉄ファン、で僕が西武ファン。
三人三様の帽子をかぶって、西宮球場に向かいます。

まずは、球場裏の店で食料調達。
でも、ジュースを3本とかは買わない。
俺はジュース買うから、お前はカップヌードル買え!みたいな。
おお、なんて美しいシェアの精神!

その頃は、ちょうどライオンズが強い時代で、
3番 スティーブ
4番 田淵
5番 テリー
のクリーンアップは最強だった。特にテリーが打つんだ。
で、一番は石毛でしょ。カッコいいの、これがまた。

ピッチャーも、東尾を筆頭に、松沼兄弟、高橋直樹って
その中だけで2人もサブマリンがいるんだよー。
なんともキャラが立ってる~!

そして、僕は、そんなライオンズの魅力にどっぷりはまったわけです。

今年のライオンズもキャラ立ってる。
GG佐藤におかわり中村。
そんな中でも、兵庫県出身の中島選手と栗山選手が好き。
あと、細川捕手。生粋のキャッチャー顔なんだよね。
絶対、キャッチャー以外やったらあかんやろっ!くらい。
http://baseball.yahoo.co.jp/npb/player?t=db&id=12100

このまま優勝までいってほしいものです。


ところが。。。
一方、札幌出身の奥さんは、かなりのファイターズ好き。
先日、西武が日ハム相手に3タテしたもんだから、機嫌が悪い。

奥さんの実家は、やばいくらいのハムキチ家族なので、札幌に
滞在することの多い娘もすっかりファイターズ色に染められて
しまっております。
(ユニフォームのTシャツとか買い与えられてるからなあ。。。)

しかし、家で女2人からバッシングを浴びながらも、札幌で親戚一同を敵に
まわしながらも、父はこれからもライオンズを愛していく所存なのである。

5/03/2008

レッカー

日本はGWですねぇ。
みなさん、リフレッシュしてますかー?

昨日は金曜日で僕の休日だったので、家族でシアトルに
行ってきました。
シアトルって、何度か行ってるんだけど、いつも買い物に
行くだけなので、観光っぽいことはしたことなかったんだよね。

で、昨日は少し観光っぽく、シアトル1とも言える観光名所
パイク・プレース・マーケットに行ってきました。
http://www.pikeplacemarket.org
約100年の歴史を持つこのファーマーズマーケットは
全米の中でも現存するマーケットとしては最古のものの1つで、
年間900万人が訪れるというシアトルきっての観光スポットなのです。

海外旅行すると市場に行くのが、楽しみの1つである。
特に買い物が好きってわけでもないんだけど、その土地の雰囲気が
一番出るのが市場だと思うから、好き。
で、屋台で売ってるものって大概美味いし。

パイク・プレース・マーケットも結構いい感じで、手作りドーナツ
をほおばりながら、機嫌良く散策していました。
同じような港町神戸にも、こんなマーケットがあったら観光客が
増えるだろうに、などといらんことを考えつつ。

で、また来ればいいし今日は帰ろっかと車に向かったんだよね。

したら、ない。。。
あるはずの車が。。。ない。

僕は道脇の駐車してもいいゾーンに駐車してたんだけど、置いてた
はずの車が跡形もなく消えているのです。
ってか、前後に駐車してあった車もすっかりなく、1つのレーン
として車が行きかっていました。

どう?えっ、えええーーっ!何がどうして、どないなったんっ??

このままでは家に帰れないし、何をどうすればいいのかも
わからないので、とにかく近くにいたおじさんをつかまえて、
どういうこと?って訊ねました。

「よく見ろ、お前」その人が指差した先には、注意の看板。
"10:00~15:00まで駐車可能"
で、時計を見る。
15:35。。。

まじで??

僕は、日本でもレッカーされた経験がないので、この生まれて
初めての、あるはずのものがないという"虚無感"というか、
狐に摘まれた感というか、目の前にあることが信じられない
感覚に、ただ呆然としました。

さらにその下に電話番号。
"レッカーされたやつは、ここに電話しろ"ってことね。

レッカーされた車たちが雑然と並ぶ駐車場。
そこでなんとか愛車に再会することが出来た僕たち。
すると、あとからあとから車がレッカーされ、ぞくぞくやってきます。
で、レッカー部隊はまた次のターゲットを求めて旅立っていきます。
そのサイクルの早いこと早いこと。

こいつらどんだけ仕事熱心やねんっ!!

なら、こちらも来る来るレッカーされた被害者仲間たち。
えっ、あなたたちもパイク・プレースで?ご愁傷様。

で、たっかーい罰金を払って車を返してもらいました。


なんか、最近、車のトラブルが多い。
こないだも突然、裁判所から手紙が送られてきて。
「橋の通行違反をしたので$50払ってください」だって。

僕の通った橋にETCシステムの橋があったらしく、
それを無視して通行したという違反らしいのです。
WEBで調べてみると、確かに料金所やねんけど、それが日本の
料金所みたいにわかりやすい料金所ではなく、ポールの下を
くぐるってだけの料金所やねん。

いやいやいや、そんなん初めてで気付く奴おるかーっ!?
と、いささか腹が立って裁判所に電話してみました。
なら、さっすが起訴王国アメリカ。
不服申立てを出来る裁判システムになってるらしい。

おぉ、やってやろうじゃん!!

直々に裁判所に行く方法と書面でする方法ってのがあって、
直々ってのは、英語的に自信がなかったので書類ですることにして、
そのETCを通ったのが初めてで悪意があって違反したわけではない
、免許取る際の講習にもそんな事項はなかった、などというような
理由を長々書き綴りました。

すると。。。2週間くらい経って裁判所から再び手紙がありました。
「やっぱ、50ドル払いなさい」
はい、払います。

はぁ。。。
これって環境のためにも車に乗るのやめなさいって、神様が言ってる
のかなぁ。

4/20/2008

愛し君へ

4月も半分が過ぎ、日本は大分暖かくなってきたのでは
ないでしょうか?

こちらは、まだまだ寒い。昨日と今日は雪がちらつきました。
聞くところによると、こんなに寒く長い冬は1991年以来なのだ
そうだ。えらい時に来てしまったものだ。。。

なかなかブログが書けなくて。
4月は通常クラスに加えて、2回Weekendクラスを取って
しまって、勉強三昧なのです。。。
ま、最近書くことがないってのもあるんだけど。

昨日、めずらしく宿題がはかどっていて余裕があったので、
Youtubeで日本の音楽を楽しみました。
普段、夜中勉強してるんだけど、余裕がある時はこの時間にNet
見たり、音楽聴いたりします。たまのこの時間が至福ですな。

働き出してから夜中起きてることがなくなってたんだけど、
学生の頃は夜中に何かするのが好きだったな。みんなが寝静まった中、
借りてきた映画を観たり、本を読んだり、ただボーっとしたり。
で、朝焼けを迎えるのです。
"春はあけぼの やうやう白くなりゆく
 山際、少しあかりて 紫だちたる雲の細くたなびきたる"
おぉ、なんて贅沢。。。

昨日いろいろ聴いていたんだけど、一番ヤラレタのが、森山直太朗
さんの"愛し君へ"でした。ヤバイな。あの声。

ま、好きな人からしたら今更なんやろうけど、僕は何度も何度も
繰り返し繰り返し聴いてしまった。。。
http://jp.youtube.com/watch?v=I5zAz77erpo&feature=related

この歌は失った愛し人を想って歌う歌なのだけれど、それは
ちょっと別にして、今の僕にとっての"愛し君"は、やはり娘ですな。

1.愛し君は、オヤジ臭い
 彼女の"愛し君"は、残念ながら僕ではなく、クレヨンしんちゃん。
 しんちゃんを崇拝してるので、言うことすべてがオヤジ臭い。
 「ご飯の締めは塩辛に限りますな」は止めてほしい。 
 でも、なんかいい事あった時に言う星野仙一ばりの「ヨッシャー」
 はかわいい。

2.愛し君は、ピンクが大好き
 最近は自分の服のコーディネートをするようになって、上から
 下までピンクで統一したりしてる。
 パー子っぽいので、ほんとこれは止めてほしい。

3.愛し君は、記憶力が異常にいい
 彼女の好きなお菓子を内緒で食ったりすると、数を覚えていて
 1個少なくなってると言って犯人を探し始める。
 じいちゃんやばあちゃんに買ってもらった物も鮮明に憶えていて
 これは札幌のじいちゃん、これは岩見沢のばばばあちゃん
 (曾ばあちゃん)に買ってもらったなどと説明してくれます。
 恐ろしい執着心。。。

4.愛し君は、強い
 夫婦喧嘩をしてると、彼女がいつも仲裁役です。
 パパはここが悪い。ママはここを気を付けて。
 言うことが結構的確なので、ハイすいません。
 
5.愛し君は、頑張り屋
 彼女はまだ英語が全然話せない。なので、幼稚園に行くのはきっと
 苦痛に違いないが。。。彼女は行きたくないとは言わない。
 こないだは1人づつ順番に回ってくる、スーパーヘルパー(日直
 のようなもの)もなんとかこなしたらしい。
 父も英語ディスカッションについていけなくて、凹む時もあるけど
 いつも彼女の頑張りに励まされます。


明日は、ってか今日は、日本でいう幼稚園の発表会。キリスト教の
幼稚園なので、神様に関する歌と踊りを披露してくれるのだそうだ。

"愛し君"は、いったいどんな姿を見せてくれるのだろうか。

3/31/2008

さくら オム 別れ

日本の一番美しい季節ですね。
桜。今頃満開の時期なのではないでしょうか?

僕の住んでいる街でも、姉妹都市の関係で桜の苗が送られた
らしく、多くの桜の樹を見つけることが出来ます。

。。。でも、やっぱりなんか違うんだよね。
色?いやそんな違いはない。
花の大きさ?そういうわけでもなさそう。
周りの環境も含めた雰囲気がなんか違うねんな。
こっちの桜はとってもファンシーというか作り物みたいな美しさ。

あの、一種独特の儚さ、潔さというのは日本の気候、自然の中で
なければ味わえないのではないだろうかと思ってしまいます。


ところで、桜の季節は、日本では別れと出会いの季節。
みんなの周りでもいろいろな別れがあったのではないでしょうか。

そんな別れが僕にもありました。
通っている大学に、オムというトルコ人の友達がいます。
取っている授業は違うんだけど、図書館で一度隣どおしで
勉強したことがあって、空腹のため、ぐぅーと腹がなった僕に
チョコレートを分け与えてくれたことがきっかけで仲良くなりました。

クラスメートはアメリカ人ばっかりで、ほんと彼らは英語力不足の僕に
よくしてくれるいい奴ばっかりなんだけど、英語力不足という壁が正直
あって、インターナショナル学生と一緒にいる時が心が落ち着きます。

クラスメートのメキシコ人も先学期初めに学校を辞めてしまったので、
僕以外の唯一のインターナショナル大学院生がオムでした。

オムは、自宅にパソコンがないらしく、番人のようにいっつも図書館で
勉強しています。
オムはいっつもバカ明るいので、授業についていけなくて凹んでいる時
なんかは、オムに出会うと少し元気になれました。

そのオムから先日突然メールがあり、先学期落第してしまったので、
大学を辞めてトルコに帰るということでした。

えーーっ。
図書館の番人オムがいなくなるということがショックだったのと同時に、
そんなに自分自身が大変だったのにも関わらず、いつも明るく
振舞っていたオムを思い出し、心が痛みました。

2日間くらいオムに電話しても通じず、心配していたんだけど、連絡が
取れて、一昨日晩飯を一緒に食いに行くことにしました。

オムはいつものように元気になっていました。
別のアメリカの大学編入出来ることになったので、そこで勉強を続ける
ことにしたそうです。

その食事会に僕は家族を連れて行ったのですが、いつも人見知りがちな
娘が、オムにはすんなり慣れたのにはびっくりしました。
オムは、My angelと言って、僕の娘をめちゃめちゃかわいがりました。


桜の頃は、別れと出会いの季節。
桜をうたった曲に名作が多いのも必然なのでしょう。

桜。別れ。卒業。みなさんはどんな曲を思い浮かべますか?
金八先生"贈る言葉"?直太朗?コブクロ?
Speed?斉藤由貴?えっ?おニャン子クラブ??

こんなのいかがでしょう?
HOME MADE 家族 with 槇原敬之 "You'll be alright"
http://jp.youtube.com/watch?v=yDC2eAPIcnI&feature=related

オムをはじめ、
何かを卒業する人へ。何か新たな一歩を踏み出す人へ。

"You'll be alright"

3/17/2008

魔女の一撃

ちょっと自慢していい?

先日、バスに乗っていたんだよね。
と、あるバス停から、学生くらいの若い女性2人組が乗ってきた。
で、僕の後ろの席に座り、なんか話しては大笑いしてるので
「うるさいなー」と思ってたんだよね。

ま、若いからしょうがないか。。。などと年配者じみたことを
考えていました。

すると、僕の耳に息を吹きかけてきて、
「なんだー、新手の嫌がらせか?」と無視してました。
で、今度は肩をぽんぽんたたいてくるので、
「何??」って聞くと
「どっか遊びに行かない?」って。。。

。。。って、これってナンパ?

すっかり動揺した僕は、即座にNoと。

結構かわいかったし、僕が英語ペラペラ話せたら、冗談でも
言い合いながら、お茶くらいは。。。
いやいや、ないない。
I'm おっさん、おっさん。

半分嬉しく、半分残念な気持ちになりながら、帰宅。
その話を、もういいってと奥さんに言われるまでし続けた
のは言うまでもありません。


と、調子に乗っていると、やはり天罰がくだりました。

その日から数日後、学校で勉強をしてて、帰ろうと席を立った
瞬間。。。魔女の一撃!!

腰に激痛がはしりました。
恥ずかしながら僕は腰痛持ち。
2年前に歩けないくらい(ってか寝てても何してても痛い)腰痛に
なった時があって、今回は歩けたのでそれ程ではなかったんだけど。

「お前は、おっさんじゃーっ!!」と神様が教えてくださったのでしょう。。。

今度は、シュン太郎になりながら帰宅。

運動をしろと、今度は説教くらったのも言うまでもありません。


ところで、こちらは春めいてきました。
毎日のように降り続いていた雨も、最近はほとんど降らなくなりました。
こっちの春-夏は素晴らしいらしいので、楽しみ~。

おぅ、運動しなきゃ。。。ね。

3/09/2008

地球温暖化 Final

地球温暖化について、いよいよってゆうか、やっと最終章を
書きたいと思います。

今まで、地球温暖化の現状と日本の取り組み、そして、その対策
としてエネルギーに特化した僕なりの考えを書きました。

今回は、じゃーどうすればいいの?"ライフスタイル"編です。

うまく書けるのだろうか。。。

このテーマ、端的に言っちゃうと、高度経済成長期以降、
日本人の価値観の主流であった"経済至上主義モデル"から、
"サスティナブル社会モデル"に価値観をシフトしないと
いけないんじゃない?ってことです。

よーわからないですね。
では、質問しまーす。
「環境問題って重要だと思いますか?」

これって、ほとんどの人がYesって答えると思うんです。
(実際、そういう統計データもある)

じゃ、これはどうでしょう?
「環境と経済、どっちが大事だと思いますか?」

この質問、経済って答える人が多いのではないでしょうか?
環境も大事だと思うけど、でもしょーみの話、経済があってはじめて
我々の生活が成り立つわけで、環境は二の次でしょう。
って考えると思うんです。

でも、ここで伝えたいのは、今後はサスティナブルを前提にした経済で
なければ、健全な経済として成り立たないのではないかということです。


それは、何故か。
ここで、2つの話を。

ある研究があります。まずは、グラフを想像してみてください。
よこ軸に「自然の利用度」、たて軸に「生活の満足度」を取ります。
すると最初のうちは、"自然の利用度"が増すと"生活の満足度"が
あがっていきます。これが、今までの経済至上主義モデルですよね。
しかし、どこかの時点(環境許容限度)を越えると、逆に
"生活の満足度"が下がっていきます。
つまり山型の放物線になります。

その低下の理由は、地球温暖化に象徴される環境破壊、自然災害の
多発、天然資源や食料の枯渇、天然資源を求める争い・テロ、
安らぎを与える自然の破壊などなど。そして、今現在すでに環境
許容度を越えてしまっていると考えられます。

つまり、今までと同じモデル(価値観)では、我々の生活の満足度
は減っていく一方なんです。

"生活の満足度"では、ちょっと客観性に欠けるかもしれませんね?
ではでは、GDPを元にした研究を紹介します。
(もはや、GDPは豊かさの指標ではないと思うけど・・・)

イギリスの経済学者ニコラス・スターン氏の研究では、5-6℃の温暖化
が発生した場合、世界のGDPの約20%に相当する損失を被るリスクが
あるとされています。この研究はとても有名で、もちろん賛否両論
ありますが、いまや世界の多くの研究者に認められています。

また、世界最大手の損害保険会社「アリアンツ」社によると、このまま
地球温暖化が進むと、年間2-4%の割合で世界GDPの減少を招くと
試算されています。

それに比べて、有効な地球温暖化対策に必要なコストは、GDP比率で
約1%と試算されています。つまり、出来るだけ早く、地球温暖化対策
に本腰を入れた方が、GDPにとっても有効であると言うのが、世界で
一致した見解です。


もう1つ、お金の話を。
(ちょっとややこしい話になります、すいません。)

この経済と環境を両立させる。。。というか、地球温暖化対策に経済
の力を利用する方法として、今注目を浴びているのが、排出する
CO2になんらかの価格をつけようという考えです。

地球温暖化対策とマーケットを結び付けちゃおうというんですね。

言い換えると、地球温暖化対策の成否が、その国の経済発展を左右する
時代が、もうすぐそこまで来ているということになります。

具体的には、大きく2つの方法があり、1つが炭素税、もう1つが
炭素の排出権取引という方法です。個人的には、炭素税の方がシンプル
でメリットも大きいように思うのですが、税導入というのはなかなか
ハードルとして高いなどの問題もあり、今、世界の主流になりつつある
のが、排出権取引(CAP and Trade)という手法です。

簡単に言うと、例えばある企業ごとに、CO2排出の制限(CAP)を
設けます。
そして、その制限より少ない排出量だった企業Aは、その制限より
多く排出してしまったBに、その余った排出量分を売ることが出来る
という仕組みのことです。

また、今はこの排出権を株式(先物)のように、マーケットで売買
する仕組みも出来ています。

環境先進国ヨーロッパでは、やはりこの取り組みも進んでいて、
各国内およびEU全体の排出権取引の仕組みを何年も前に構築して
います。そして、環境後進国とされているアメリカでもこの取り
組みが始まろうとしています。

つまり、ヨーロッパもアメリカも、環境対策に本腰を入れることは、
地球を守るためだけではなくて、自国の経済発展のためにも不可欠だ
ということに気付いているのです。

日本は。。。ま、日本経済の独自性などの理由はあるんですが、
この分野において、かなり遅れているんです。

確かに、今の日本の省エネ技術は世界最先端です。車の燃費などは
世界を席巻している。でも、近年ヨーロッパは、地球温暖化対策と
して、日本車を越える燃費基準を設けはじめています。

つまり、今、日本は技術では環境最先端をまだ行ってるんですが、
市民の意識及び政策という意味では、環境後進国なのです。

その一方で確実に世界の流れは、サスティナブル社会に舵が切られ
ようとしています。

なんでなんだろうか。。。
ここからは、完全に主観ですが、アメリカで生活していたり、
ヨーロッパの事例をみて思うのは、シンプルに、次世代の人だった
り、他の国の人だったり、他の生物だったりに対して、悪いことは
悪いと。なんとかしなきゃいけないと理屈なしに考える人が多い
ような気がするんです。

それに対して、僕自身も含めて、日本人は経済の事だったり、
見栄だったり、今手にしているものだったり、さまざまなしがらみ
に左右されて、シンプルに地球の危機を感じられないでいるような
気がします。

2004年のノーベル平和賞受賞者であるケニアのワンガリ・マータイ
氏は、日本語の「もったいない」に感銘を受け、世界共通の言葉
として普及させようとしています。
それ以外にも、日本には「侘び寂び」や「無常」など、ものを大事に
したり、自然と共生することの大事さをあらわす言葉が多くあります。

日本って、昔は世界でも有数の自然共生国家だったはずなんです。

でも、これまた世界の有数の高度経済成長を経験したために、
一世代前の価値観である"経済至上主義"から舵をきれずにいると
いうのが、現状ではないでしょうか。。。

世界有数の技術力と自然と共生してきたという遺伝子。
希望を持って言えば、日本には、これからの世界や地球をリードする
力と可能性が秘められていると思っています。


大きな話はわかったと。

じゃー、僕らは具体的にどうすればいいんでしょう?

僕は、一人一人がサスティナブルな感覚を磨くことが大事だと
思っています。
環境って話をしだすと、なんかさ、何にも出来なくなったり、
何にも買えなくなったり、仙人みたいな生活をしないといけないのか??
って、極論してしまいそうだけど、決してそうじゃない
と思います。

せっかく、頑張って働いて給料もらっているんだから、欲しいもの
を買って、生活を楽しめばいいと思います。ただ、その際にサスティ
ナブルな価値観にプライオリティをおきながら、生活することが
大事だと思うんです。
 ・エコフレンドリーな商品やサービスがカッコいいと思う
 ・環境に優しいライフスタイルに変える
  (出来るだけエネルギーの消費を抑える)
 ・無駄な消費・浪費はしない
 ・気に入ったものをながく使う
 ・どうせなら、エネルギー効率の良い家や車を買う
 ・地産地消を心掛ける
などなど。僕もまだまだ出来てないんだけどね。。。

そして何より、

 ・環境政策に強い関心を持つ
ってことと、生々しい話ですが

 ・環境関連商品やサービス(金融商品や太陽発電などの
  新エネルギー)に投資する
ってことが大事だと考えています。

そんな市民の価値観が、新たな政策を生むし、新たなマーケットを
創出するんだと思います。


最後に、このパラダイムシフトを牽引するキーパーソンは誰なのか、
ってことについての僕の考えを述べたいと思います。

僕はそれは、子ども達と主婦だと思っています。

この市民の価値観を変えるのには、地道ですが、"教育"が最も有効
だと思います。
子どもは純粋だし、大人に比べて、何が本当に重要なのかをシン
プルに判断できる力があると思うからです。

そして、この少子化時代。子どもが親に与える影響力は絶大だと
思います。なので、まず子どもの価値観を変え、それを徐々に
親層に浸透させていくというのが、戦略としては有効ではないか
と思ったりします。

そして、なんといっても、主婦のみなさんですね。
主婦って一番、日常の生活や身のまわりの自然の変化に敏感だ
と思うからです。そして、子どもの将来・未来に高い関心を
持っている。

なので、一日のほとんどの時間を、職場で過ごすサラリーマン
よりも、ライフスタイルを考え、よりよい社会に変えていく
キーパーソンとなるのは、主婦なのではないかなあと思うのです。

あと、選挙権を持っているというのも重要ですよね。
そういう意味でも、政策を、社会を変える力も持っていると思います。


うーん。。。とりあえず、書いてみました。なんか、小難しい話や
まとまりのない話になってしまいましたね。

でも今、地球温暖化に対して、そんな風に考えています。

Courage, my friends, 'tis not too late to make a better world.
-Thomas Douglas

2/23/2008

ウタノチカラ

約束と違って、今日も地球温暖化とは違う内容を書きます。
すいません。
何度か書き始めてはいるんだけど、やっぱり難しすぎて、
うまくまとめられないんだよね。
でも、近々書こうと思います。
ま、誰も読んでないのかもしれないんだけどね、後から見れる
ように、現時点での自分の考えをまとめておきたいなと思ってます。


今日は金曜日。
家族が来てからは、金曜日は僕にとって休日=家族サービスの日
ってことにしてます。

今日は、家族でシアトルのちょっと先にあるアウトレットモール
に行ってきました。
ちょっと先と言っても、こっからは100マイルなので160キロ
くらいあります。行き帰りだけで4時間くらいか。

僕は、嫌いでもないけど、車の運転がめちゃ好きってわけでは
ないので、長距離運転は結構苦痛。
特に高速は、あんまり動かずじーっとしているのがつまらなくて。
時々、無性にハンドルをガーって回したくなる衝動に駆られる
時があって、それってやばいしょ?

なので、ドライブの時は音楽が欠かせませんな。歌っていると
時間が経つもの早いので。。。

今日は、Boom → BLUE HEARTS → Mr.Children → 奥さんの
好きなバンド(ボッセなんとか??)の順で聴きました。

最近は、英語に良くないということで日本の曲を聴かないように
しているので、なんかとても新鮮でした。特に、BLUE HEARTSが
良かった。
僕は、BLUE HEARTSを特別良く知っているわけではないけど、
小学校の時からの友達が好きなので、その影響で聴いていて、
好きな曲が幾つかあります。

その中の一曲"夕暮れ"は、今日聴いたアルバムの中では好きな曲。
落ち込んだ時に、聴いて元気をもらう曲です。

     はっきりさせなくてもいい あやふやなまんまでいい
     僕達はなんとなく幸せになるんだ

     幻なんかじゃない 人生は夢じゃない
     僕達ははっきりと生きてるんだ
     
ってやつですね。

というわけで、今日は僕が"落ち込んだ時に聴く曲"を紹介したいと
思いまーす。

まず、ってかとびきり好きなのは、スガシカオさん(kokua)の
「Progress」です。
NHKの「プロフェッショナル」の主題歌ですよね。あの番組すごく
好きで、で主題歌がこの曲。。。ってヤバいでしょ。
一時期、ひたすらこればっかり聴いてたな。

     誰かを許せたり 大切な人を守れたり
     いまだ何一つ サマになっていやしない
     相変わらず あの日のダメな ぼく

     ずっと探していた 理想の自分って
     もうちょっとカッコよかったけれど
     ぼくが歩いてきた日々と道のりを
     ほんとは"ジブン"っていうらしい


そーそーっ!そのとおり!!
昔は、もっと自分に期待していたけど、でも今まで生きてきた自分
や今の生きてる自分が、現実:僕自身なのです。

僕は一度転職をしているんだけど、今までで一番落ち込んだのは、
その転職をした後、それをすごく後悔した時ですね。
なんてゆうか、自分の思っていたものとエラく違い。やる気もなくなり
どんどん自分がダメになるような気がしてね。。。
なので、この歌詞のように、歩いてきた日々も今の自分も"ジブン"だと
受け入れられるのに、ずいぶんと時間がかかったな。

     空にはいつでも まるでぼくらの希望のように
     こぼれそうなくらい 星が輝いて
     届かないその手を伸ばしたんだ

     ねぇぼくらが ユメ見たのって
     誰かと同じ色の 未来じゃない
     誰も知らない世界へ向かっていく勇気を
     "ミライ"っていうらしい

ここさー、すごい好き。すごく勇気づけられた箇所です。
そうだって、人とは違うかもしれんけど、回り道するかもしれんけど
もう一回やり直してみようって思えた日があった。

     世界中にあふれているため息と
     君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐ・・・
     "あと一歩だけ、前に進もう"

Youtubeでどうぞ:
http://www.youtube.com/watch?v=O8Fu1hv1POc


スガさんて、めちゃ好きってわけではないんだけど、ほんとやばい詞を
書かはるよね。

あと「春夏秋冬」の最初の歌詞、

     春の空はたぶん 思ったよりもずっと青く広い

って、やばすぎるっ!!
そうそう! "空ってこんなに青かったっけ?"て思うことない?
あるよね??僕は結構ある。
それをこんな風に歌詞にしちゃうのかーっ!って思います。

"思ったよりもずっと青く広い"って、その時点でもうすでにイメージの
世界の中なのに、さらに"たぶん"って。。。どんだけ空想やねんっ!
なのにそこから受ける印象はやたら強くて。。。

この夢と現実のあいだ感、意識と無意識のはざま感がたまらなく素敵。

この歌、というかこの部分を聴いた時、まじで鳥肌たちました。
その後の歌詞が僕の好きなものでは全然なかったとしても、この部分
があれば、きっとこの歌を大好きだと思えると思うんです。

でも、スガさんはこの後にも、すごい詞をもってきはるんですねぇ。

     ぼくは夢を描いて 破りすてては描いて

ってところと、

     ねぇ聞いていい? ぼくは今 うまくやれていますか?

っていうところが特に大好き。

     明日へ向かう意味を探して 
     ぼくら立ちすくむけど
     大切なもの 守るべきもの
     やっと少しだけ わかったんだ

Youtubeは:
http://www.youtube.com/watch?v=1Nf_mwJBArM


他にも、元気をもらえる曲をいくつか紹介したいと思っていましたが、
スガさんの歌詞がすごすぎて、スガさん特集に変わってしまいました。

ま、いっか。
またの機会に、他の"元気もらえる曲"を紹介したいと思います。

皆さんが、"落ち込んだ時に聴く曲"って何ですか??

ってか、日本の曲聴かないようにしてたのに、めちゃ聴いてまいそうだ。

2/10/2008

液体のわけ

ちょっとブログおやすみしてました。
この週末Weekend Classがあって、テンパってたんだよね。
でも、今日でそれも終わりちょっとホッとしてるとこ。

なんのクラスだったかというと、Oral Communication for Leaders
といってスピーチ力を高めるためのクラスだったんだ。
アメリカでは、政治にもビジネスにもスピーチというのがすごい重要なので、
どんな言葉を選ぶのかとか、どのくらい間を持たせるのかとか、どんな
ジェスチャーを使えば効果的なのかってゆう事を学ぶクラスでした。

でも、はっきり言ってこのクラスを取ったのは無謀だった。
英語もろくすっぽ話せないのに、スピーチなんて。。。
1人ずつみんなの前でスピーチをさせられて、で、それをビデオに
撮られるのさ。で、後でそのビデオを見ながらここが良かったとか、
ここを変えるべきだとか、みんなで評価しあいます。

はっきり言って自分のビデオは見てられなかった。。。
緊張してるから、英語の発音も普段以上に悪いし。やけに熱いし。
ま、いいや。終わったので。

で、ホッとしながら家路についていると、めずらしく夜空に雲がなくて、
星が綺麗に見えました。
真南にオリオン座が輝いていて、やっぱり星は冬にかぎりますなぁ。。。

オリオン座ってやっぱり星座の王様でしょ。
小学生の頃に、オリオン座って習ったら、その日から、あの星達が木棒
を構えたオリオンの姿にしか見えなくなるじゃん。
そして、三ッ星はベルトにしか見えない。
オリオン座を見るたびに、冬だなあって改めて痛感します。

けっしてオタクではないが、星って好きです。
中でも好きな星は、牡牛座の1等星"アルデバラン"ですな。
自分の星座が牡牛座なのと、あと、星って、ちっちゃい時から黄色って
決まってたじゃん。
その常識くつがえす、真っ赤な色をしているところが魅力的。
"アルデバラン・・"ってゆう、なんかちょっと余韻を残した感じの
名前も素敵ですな。

一時期、プラネタリウムにハマった時期があり、それが海外旅行をよく
してた頃と重なるので、海外旅行しては、その地域のプラネタリウムに
行くってのが当時のマイブームでした。
マレーシアに行った時に詐欺にあって、持ってる金をほとんど奪われた
事があるんだけど、そん時も、激安宿(一泊200円くらい)に泊まり、
50円くらいの揚げパン(5つくらい入ってる)を昼・夜と食い、それで
節約したお金でプラネタリウムに出かけて行ったのを憶えています。
国立のプラネタリウムでさ、デッカいモスクみたいな中で上映すんのさ。
なのに内容全然大した事なくて。。。
そのギャップが馬鹿馬鹿しくて妙にウケた。


きっと生まれて一度だけ、プラネタリウムよりすごい星空を生で見た事が
あります。
オーストラリアの行った時、ちょっとだけ牧場で暮らしてたんだよね。
スキー場が近くて(近いとは言え、車で2時間くらい)周りに何もない牧場。
一番近くの店まで車で30分くらいかかる&その町(?)も家が10軒くらい
あるだけの、どど田舎、ってゆうか自然の中。

ある夜中に小便がしたくなり、外に出たんだよね(立ち小便)。
すると、その日は新月できっと水蒸気とかも少なくて、星を見る条件が
揃ってたんだと思うんだ。見上げると星がやばいくらい煌めいていました。
懐中電灯を消すと、さらに星の数は増え、
空の黒い部分より、星の部分の面積の方が大きいってゆうの?
大袈裟に言えば、星が迫ってくるような、襲ってくるような。。。

満天とか星降る夜とか言うけれど、きっとこういうことを言うのだろうと。

冬だったんだけど、南半球だからオリオンはなくて、
その代わりに、天の河が鮮明に見えました。多分、プラネタリウム以外で
天の河をあんなにはっきり確認出来たのは、生まれて初めてでした。

天の河って、英語で"Milky Way"ってゆうじゃん。なんでか、どっちも液体
に例えられてる。
でも、その天の河を見たときに、あまりに星が密集しててその形が滑らかに見え
「あぁやっぱりこれは液体なんだ。。。」と思ったのを憶えています。

日本ではそんな星空は見たことがないし、今いるここもそれ程田舎でもなく
シアトルも近いので、星はそれほど見ることが出来ません。

またいつか、あんな迫ってくるような星空を見たいものです。


次は、地球温暖化の最終編を書きたいと思いまーす。

1/28/2008

地球温暖化3

ではそろそろ、地球温暖化問題じゃーどうすればいいのかについて
書きたいと思います。

結構先延ばしにしてきましたが、何故かというと正直書けなかった
んですねぇ。ははっ。

あとから気付いたんだけどさ、扱うテーマがでか過ぎて、僕では
うまくまとめられないし、書こうとすると理想だけを掲げた絵空事
のようになってしまう。。。

でも、まあいいや。書いてみようと思います。

まず立ち戻って、地球温暖化に関するグローバルスタンダード
とも言えるIPCCはどのような解決策を考えているのでしょうか。

1.エネルギー
 ・再生可能な電力(水力、太陽熱、風力、地熱、バイオマス等)
 ・原子力発電
 ・炭素回収貯留(CCS)
2.運輸
 ・ハイブリッド車、クリーンディーゼル車、バイオ車、電気自動車
 ・高効率航空機
 ・道路から鉄道へのシフト
 ・自転車、徒歩の促進
3.建築
 ・太陽光の取り入れ
 ・高効率な冷暖房、調理器具
 ・断熱材
 ・太陽電池
4.産業
5.農業
6.林業
 ・植林
 ・バイオマス生産性向上のための樹種改良
7.廃棄物処理
8.ライフスタイルや行動様式の変化
 ・地産地消
 ・炭素税の導入

などなど、なるほどと思うものから、当たり前じゃんと思う
ものまであるかと思います。


僕は、その中から2つのことに絞って書きたいと思います。

まず、1つはエネルギー対策についてです。

何故エネルギーに絞って考えるかというと、
 (1)温室効果ガスの部門別排出量の中で一番大きいのが、エネルギー
   部門であるからです。 
 (2)もう1つは日本のエネルギー自給率の低さにあります。
   日本のエネルギー自給率は、なんと4%です。原子力を含めても
   20%に満たないと言われています。
   エネルギーは日本のアキレス腱なんです。

それで、日本はどう考えているかというと、先のCOP13で日本は原子力の
促進を対策案として掲げたそうです。

確かに、原子力はエネルギー源としては非常に効率的な手段だと思います。
そして、CO2の排出量も火力などに比べると圧倒的に少ない。

でも。。。でもさ。。。
事故の可能性や放射性廃棄物処理の問題、国防上の問題などを考えると、
サスティナブルという意味では、全くサスティナブルではないと思うんです。

   
少し、他の国の話を。。。

スウェーデンは、2010年までには、国内全ての原子力発電所を閉鎖する
ことを国民投票により決定しています。
さらに現在、2020年までに化石燃料(石油、石炭、ガスなど)による
エネルギーを全てクリーンエネルギーに替える「脱化石燃料計画」を強力
に推進しています。

実は、この原子力発電所閉鎖の取り組みは、正直うまくいっていないんです。
それによりエネルギー不足という問題を抱えることになりました。
また、クリーンエネルギー化についても、まだまだ険しいのが現状です。

でも、純粋にかっこいいと思いません?僕はこのシンプルな直感、かっこ
いいか、かっこよくないかって、非常に重要だと思うんです。
スウェーデン国民は、自分の生活が多少不便になったとしても、将来の国を
そして地球を大切にすることを選んだのです。

そして、国をあげて取組んだ結果、バイオエネルギーや雪冷却技術など
さまざまな技術が生まれてきています。

スウェーデンの人口は約900万人ですから、日本でこれをそのまま真似する
事は不可能だとしても、この国としての、そして国民の姿勢がシンプルで
ぶれていなくて素晴らしいなあと思うのです。

もちろん、日本でも世界をリードする太陽光発電技術や風力導入、潮力・
波力発電の研究など行われています。火力発電の効率化も重要ですね。
でも、現在それらでは絶対電力量をまかなうことが出来ません。
さらに、これらサスティナブルなエネルギーは、自然にまかせなければなら
ないという意味で安定供給に不向きです。
というような理由で、前述の原子力推進ということになっているのです。

いやいや、ちょっと待って。
日本は世界に冠たる技術立国です。スウェーデンのように国として国策
として本気で取組めば、エネルギー問題を一気にブレイクスルーする
ような技術が生まれるのではないかと思うのです。

僕などに詳細はわかりませんが、この原子力推進などエネルギーの問題
については、政治と経済界の関係が深く入り込んでいると言われています。

スウェーデンですら、なかなか上手くいかない。実現なんてはなから出来
ないんじゃないか。。。
確かに、難しいことなのでしょう。今まで人類が経験したことの中でも。

でも、僕自身まだまだ出来ているわけではありませんが、
自分の生活が便利で豊かである一方、自分の子どもや世界の人々に迷惑を
かけ続けるような生き方と、スウェーデン国民のように、多少今より生活が
不便になったとしても、子ども達に胸を張って生きていける生き方、
どっちがかっこよくて、どっちを生きたいのか、真剣に考えてみることが
必要だなあと思ったりします。

目標を定め、原子力にこれ以上頼ることなく、クリーンエネルギーに
大胆にシフトしていく国としての取り組みが必要だと思っています。

エネルギーに関しては、石油に代わる資源と言われているメタンハイ
ドレードや、アイスランドの水素型社会に向けた取り組みなど、
まだまだ知りたいことがたくさんあります。ここに書くには正直まだ
知識が不十分ですね。すいません。
これからも少しずつ知識を増やしていきたい分野の1つです。


次回、もう1つ取り上げたいのが、ライフスタイルの変革についてです。
ちょっと先程ふれかけてしまいましたけど。。。
また、頭の中を整理して書ければと思います。

1/23/2008

地球温暖化2(COP13)

この前の地球温暖化について、「今後どうすればいいのか」
を書く前に、最近の日本の状況について書きたいと思います。

先月の3日~15日インドネシアのバリ島で、気候変動枠組条約
第13回締約国会議(COP13)が開催されました。

この会議は地球温暖化に関する国連下の国際会議で、10年前
COP3で、Kyoto Protocolが採択されました。

毎年開催されているとはいえ、その時々で会議の盛り上がり
度合いが違うのだけれど、今回のCOP13は世界的にとても注目
をされての開催となりました。

その理由は、Kyoto Protocolで定められた温室効果ガスの
削減の対象期間が2008年から始まります(2008~2012)。
それを受けて、そろそろその後、つまり2013年以降の取り組み
についても考えはじめなければならない時期に来ているからです。
これを"Post-Kyoto"と言ったりします。

で、COP13の結果はどうだったかというと。。。
政府による結果発表では、非常に意義のある内容だったように
書かれていますが。。。
いろいろな情報を調べる限り、日本は参加した国の中で、
最も国際的な評価を落とした国だと言えるでしょう。

開催当初、日本は、カナダ、オーストラリア、そしてKyoto
Protocolに批准していないアメリカとともに、2013年以降の
取り組みについて数値的な目標を定めることに反対しました。

そうですね。前回のKyoto Protocolでは、定めた目標に達する
どころか逆に多くなっちゃってる。痛い目にあってるわけです。
さらに、国内では経済界からの反対、国外からはアメリカからの
要請もあって、数値目標設定に反対したと言われています。

で、日本は世界中から大バッシングを浴びます。そりゃそうでしょう。
日本は、その基礎となるKyoto Protocolを採択した際の議長国
なのです。
他の国からしたら、えっ。。。まじで??って感じだと思います。
日本の方針は、その会議中に発表された化石賞ランキング
(最も地球温暖化対策に貢献しない方針ランキング)で1,2,3位独占
という快挙に輝きます。

その痛手とともに、他の国(特にEU各国)からの強い要望もあったの
でしょう。結局、日本は最後に態度を軟化させました。
この、他の国の顔色を伺い迷走する日本の政策提言(僕はど素人
なのでわかりませんが、これも外交戦略と言えば外交戦略なのか
も知れませんが。。)に、結果的にアメリカからも総スカンをくらっ
てしまいます。

今までは、Kyoto Protocolに批准していない唯一の先進国アメリカ
が、世界からのバッシングの対象でした。今回の会議で、日本もそれに
加わってしまったと言えるかもしれません。

さらに、アメリカでは今年11月に大統領選挙が行われます。
アメリカの顔色を見て、反対にまわった日本ですが、アメリカの
大統領が変わり、政策が変われば、もしかすると日本だけが孤立して
しまうという可能性すらあるのです。

もちろん、国家戦略そして外交戦略は、環境政策ばかりが対象に
なるものではありません。ただ、今年行われるサミットでも環境問題
は大きな柱となると言われているように、環境政策は国際政治における
大きなファクターになってきているもの確かです。

今回のCOP13での、日本の成果は、あくまでも素人考えですが、
マイナスの要素が際立っていたと言えるのではないでしょうか。


話を少し国内に戻して、僕にはわからないのですが、このCOP13
の話題は、どのくらい国内の関心事になっていたんでしょうか??
どのくらい報道されたんでしょうねえ。

しつこいようですが、以下は、専門的知識を十分に持っている
わけではないので、感想の域を出ないかもしれませんが。。。

僕が日本を出る前、つまり昨年の8月まで、ニュースの話題に
なっていたのは、国民年金の話と行政・企業で相次ぐ不祥事
だったように記憶しています。

もちろん、不祥事はやってはならない事ですし、糾弾するべき
ことだとも思うのですが、誤解を恐れずに言うと、そればっかりに
報道の時間を費やしていていいのかなあとも思うのです。

例えば、国会でも不祥事についての意見応酬で、相当な時間を
かけている。もちろんそれも重要なのですが。。。
あの国会に出席されている議員の時給を考えてみたり、議会の
本来の目的は立法であることなどを考えると、もっと生産的な
ことに時間を費やすべきだと思いません?

その根本問題は、あまりに複雑でどす黒いような気がしますので、
僕などにはまとめきれませんが、行政にも、報道するマスコミにも、
その報道を見る市民にも問題があるような気がします。

で、次に年金問題。これもとてもとても重要な問題だと思うん
ですが。。。これって、きっと答えはもう出てると思うんです。
もちろん記録を失った社会保険庁が悪いとも思うんですが、
でも、基本的にこの少子高齢化社会で、以前の年金の仕組みが
破綻するのは、ある意味仕方がないところもあると思うんです。
大きく仕組みを変えなければならない。最終的には税制にしな
ければ、もたないのではないかと僕は思います。

ながながと書きましたが、何が言いたかったかと言いますと、
今、日本で最も大きな話題にすべきは、年金や不祥事ではない
んじゃない??ということです。
個人的には、国の莫大な借金の問題、そしてこの環境問題などが
もっと大きく扱われてもいいのではないかと思うのです。


なんかさ、文章に書くと堅くて嫌なんだよね。

ま、ミスチルも歌ってる
     今 社会とか世界のどこかで起きる大きな出来事を
     取り上げて議論して
     少し自分が高尚な人種になれた気がして
     夜が明けて また小さな庶民
って感じですなぁ。

1/19/2008

Sentimentalism

前回の地球温暖化の続きは、もう少し頭の中を整理してから
書きたいと思います。


今日は、映画の話を。

ドン引かれることを恐れずに言えば、本も映画も歌も
結構、恋愛物が好き。

ま、さすがに歳を取って最近はそうでもなくなったが。。。
特に、ハッピーエンドではなく、うまくいかない結末の方が
センチメンタリズムを刺激する。きっと、みんなそうなんだろう。

1990年辺り、僕が中学生高校生だった頃、"東京ラブストーリー"
が一世を風靡した。同じ、なんとかふみさんの原作なら、"同級生"
というドラマの方が好きだった。あぁ、大学生はこんな青春を
過ごしているのかと思った。
いずれにしても、やはりハッピーエンドではなかった。
あと、"あすなろ白書"ってのもあったよな。

中学生の時かな?プリンセスプリンセスが流行った。そして、
僕らは、"M"にハマった。

高校生の頃、ユーミンの失恋ソングオンパレードを聞きながら
学校に通った。僕は男子校で、恋愛すらしていなかった。

。。。

そうして、僕は歳をとった。
仕事をはじめて多少現実的になった。
普段は、ほとんど青臭くと淡い感覚を持たないようになった。

ただ、たまに淡い映画や文学に出会うと一瞬あのセンチメンタリズムが
よみがえった。結構その感覚が好きだ。

ベタだが、"世界の中心で愛をさけぶ"も好きだった。死んで感動させる
というストーリーはどうかとは思うけど、僕のまだ汚れていない部分を
刺激する場面がいくつもちりばめられていて、ところどころやばい。
中でも、山崎努さんが2人の写真を撮るあの瞬間が一番好きだ。


前置きがえらい長くなったが、今回紹介する映画もそんな淡さ満点の映画。
"好きだ、"を紹介します。

《あらすじ》
想いを寄せ合っている高校生がいる。ただ一緒にはいるが、付き合っている
わけではない。いや、付き合っていないわけでもない。
学校の帰りの川原で、ヨースケははじめたばかりのギターで自らが作った曲
を弾いている。1フレーズしか出来ていないから、そこばかりを弾いている。
ユウはその横に座って、それを聴いている。ただ聴いている。
そして、空の色が変わり、日が暮れたころに2人は家に帰る。
そんな関係だ。

ある事件がおきて(ユウのお姉さんが事故死)、それがきっかけで、
2人はそれ以来会わなくなってしまう。その事故死に、少し2人が
関わっていたからだ。
そして、お互いの気持ちを伝えられないまま、17年の歳月が過ぎ。。。

ヨースケは34歳になっている。音楽業界の端っこで仕事をしている。
ヨースケが担当するラジオ番組のゲストに、34歳になったユウが現れる。
ヨースケはまだそれに気付いていない。
ユウは、ふいにあの曲(1フレーズ)を弾きはじめる。


こんな内容を2時間くらいかけて、描きます。
雲が風で動いている以外は何も変わらない、蝉の鳴き声以外は何も聴こえ
ないようなシーンがいくつもあって、全く動きが少ない映画。
この映画も、間違いなく僕の好きな「半分消えてなくなりそうな映画」
ですね。眠たくなること必至です。
でも、これが本当の生活のリズムなんだと思う。。。
妙なリアリティがあります。

そして観終わった後、徐々に徐々に感動がやってきます。
そして、あの1フレーズが頭から離れなくなります。

今探したら、映画のホームページがありました。
もう2年くらい前の映画なのにね。
http://www.su-ki-da.jp/
このホームページの予告で、その1フレーズが聴けます。
うぉ、よみがえってきた~。


こんなこと書いてる場合じゃないなあ。さっ寝よ寝よ。

1/15/2008

地球温暖化

今学期は、通常の行政のクラスに加えて、環境のクラス「地球温暖化」
も受講することにした。
もともとが環境・エネルギーの勉強をしたくて、大学院を志望したので。

でも、通常クラスに加え、環境のクラスも取るとなるとついていくのが
とても大変。。。
なので、今回のブログは、勝手ながら提出するレポートの整理をする
という目的も兼ねて書こうと思っています。

なので、お堅い話になること必至。興味のない方には、申し訳ありません。

このクラスで、課題書なっているのが、IPCC『気候変動に関する政府間
パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change)』による
環境報告書です。

IPCCって何やねん?ってことですが、国連の下部組織として「地球
温暖化に関する科学的知見の集約と評価」を目的に設置された学術的
機関で、アル・ゴア氏とともに、2007年のノーベル平和賞を受賞
しています。

漢字多くてよーわからんですねー。もうちょっと平たく言うと、

地球温暖化と一言で言っても、学者によっていろいろな意見があるし、
極端な学者によっては地球温暖化自体を否定している人もいるわけで。。。

なので、IPCCは、世界中の専門家の意見を集めて、地球温暖化に
ついての国際的に認められた標準的な考えをまとめましょう、という
ことを目的にした国連機関なんです。

今年、日本でサミットが開催されますが、例えばこのサミットの中で、
先進諸国が環境への取り組みを行いましょうなどという時に、この
IPCCの報告書が参考データとなるわけ。

まあ、難しい話はこれくらいにして、
書かれている内容の中から、地球温暖化のため今世紀中に起こるで
あろう現象をいくつか紹介すると、
  ・今世紀末までの平均気温の上昇幅は概ね1.8~4.0℃と予測される
  ・今世紀末における海面の上昇量は、18~59cmと予測される
  ・1.5~2.5℃の平均気温上昇により、約20~30%の種の動植物が
   絶滅の危機に瀕する
  ・寒い日や寒い夜が減り、暑い日や暑い夜が増える
  ・熱波の頻度が増える
  ・大雨、洪水の頻度が増える
  ・一方、干ばつの影響を受ける地域が増える
  ・台風など熱帯低気圧の活動度が増加する
などなどです。

でも、これって個人的には楽観的な予測だと思っています。
実は、もっと深刻な状況になるのではないかと。。。

そして、このIPCCの報告書は地球温暖化だけにテーマを絞った
報告書であるということにも考慮すべきだと思います。

今後の人口爆発や、エネルギー資源だけではなく水・食資源の
不足なども考えると、もっと深刻な状況が将来待っている可能性
があります。

じゃ、このような状況下にあって、いったいどうすんねんって話ですが、
国際的な取り組みとして有名なのが、京都議定書(Kyoto Protocol)
ですね。テレビで「チームマイナス6」とかやってますよね、あれです。
このKyoto Protocolという言葉は、IPCCの報告書にも頻繁に
出てきて、世界的に非常に普及した指標となっています。

このKyoto Protocolによると、日本は地球温暖化の原因となる二酸化
炭素の排出を、1990年と比べて6%減少させなければならない。

で、今どうなっているかというと、いろいろな報告結果がありますが
8%程増加しているのです。
で、この-6%という目標はほとんど達成不可能と言われている。。。
(途上国の環境対策への貢献が、この減少幅に換算できるという方法も
 あるのですが、それはとりあえず置いといて)

一方、ヨーロッパはと言いますと、イギリスやドイツは早々と目標を
達成して、自らもう少し厳しい目標を立てて、それを実現しよう
としています。
アメリカはと言いますと、国としてはこの取り組みに同意していないん
ですが、州単位で取り組みつつあります。(現在20州ほど)

日本が達成できない理由としては、元々日本は省エネを進めていた
のでさらなる削減は難しいなど、いろいろなものがあるのですが、
Kyoto Protocolという名前からしても、それを作った際の議長国
としても、情けないものがあると思います。
環境問題がこれだけ重視されている今、日本という国の信頼と品格を
失うことにならなければいいのですが。。。

次に、ちょっと矛盾するようなことを言いますが、実はこのKyoto
Protocolが実現されたとしても、地球温暖化を食い止めるには
まだまだ不十分という研究結果があります。

日本は、今Kyoto Protocolの目標すら実現できていないのに、
実は地球を守るには、その何倍もの取り組みを行わなければ
ならないのです。

はっきり言うと、無駄とは言いませんが、多少省エネやった
ぐらいじゃ地球は救えないのです。

では、どうしたらいいんでしょうねぇ。。。

ちょっと長くなりすぎたので、この続きは次回。

1/03/2008

なみだ

今日は、1月2日。
こっちは正月が日本ほど大きなイベントではなく、大抵の店は
元旦もやってたし、学校も今日から開始です。

で、今日、娘の幼稚園の申込みに行ってきました。

幼稚園を探すのは結構大変で、はじめは学校に併設されている
Child Care Centerに入れようと思ってたんだけど、そこが
いっぱいで入れないということになり。
あわてて、妻子が来る直前に探し直しました。すると、どこも結構
いっぱいで断られたり。さらに見学とかもしたんだけど、激しい子
が多いところが多く、思うようなところが見つからなくて。。。

で、車でブラブラしてる時に、偶然目に入った教会の中にある
プレスクールに飛び込みで行ってみたところ、そこは先生や
子ども達の雰囲気も良くて、で、うちがクリスチャンでなく
ても受入れ可能ということで、僕はそこがとても気に入りました。

奥さんと子どもがこっちに来てからすぐ(旅行に出かける前)、
一緒に僕が候補としてあげていたいくつかの幼稚園を巡り、最終的に
そのクリスチャンベースの幼稚園に通うということに決まりました。

で、今日がその申込みの日だったというわけ。

昨夜、子どもに「明日から幼稚園に行く」ということを伝えたところ、
「行きたくない」と言って泣きじゃくりました。

前回見学した時に、周りの子は白人だし髪の色も違うし、何より
自分の言葉が通じないということを強烈な印象として憶えていたらしく、
「なんで、奏楽だけが英語の幼稚園に行かなくちゃならないのか?」
というのが、彼女の言い分でした。
全くそのとおり。父は動揺しました。

彼女は今日も朝から元気がありません。母も父も一緒についている
からと説得して、幼稚園に向かいました。
今日は、申込みだけをして、あとは娘がいれる間だけ幼稚園にいると
いうことにしていたんです。多分、すぐに帰りたいと言い出すか、
泣き出すだろうと思って。。。
でも、娘は予想以上に頑張りました。他の子と交わるということは
なかったけれど、泣くこともなく。はじめは母から離れようとしな
かったけれど、少し離れて教室の中を歩きまわりました。

そして、1時間ほど幼稚園にいた後、家に帰りました。
家に帰ってしばらくすると熱を出しました。
彼女なりに、すごく頑張ったんだろうと改めて思いました。

娘の人見知りで引っ込み思案なところは、きっと僕の血なんだろう
と思います。
僕も小さい頃、新しい環境になかなか馴染めない子どもでした。
そして、明日に嫌な事が待っているという夜にはよく泣きました。
僕は小さい時、水泳が大の苦手で。6月頃になって、明日から
水泳が始まるという前の日の夜は、なかなか寝付けなかったのを
鮮明に憶えています。

娘の今は、そんなどころではなく、誰も自分の言葉を理解出来ない
環境に飛び込もうとするのですから、彼女は本当に辛いのでしょう。
僕にとっても少し辛い一日でした。と同時に、いつの間にか自分
が親の立場になっているということを改めて痛感しました。

無理はさせたくないし、時間がかかるかもしれないけど、もし、
いつか、彼女が言葉も肌の色も違う子ども達と笑いながら遊ぶ日が
くるならば、それは、彼女にとって大変貴重な経験であり、かけ
がえのない財産になると信じています。

そして、きっと彼女は、僕らのまだ知らない底力を見せつけるの
でしょう。今まで、何度も僕らを驚かせてきたように。

1/01/2008

Monster

新年明けましておめでとうございます!!
今年もよろしくお願いいたします。

日本は寒いみたいですね。こっちはずっと寒い。
でも、寒いこその正月ってところもあるよね。
こたつなぞに入りつつ、紅白みて、ゆく年くる年みて、
年のはじめはさだまさしをみながら寝ていったんでしょうか??
そして、年が明けたら初詣。正月はやっぱり日本がいいですなー。

そういえば、去年のおみくじ「大凶」だったんだよね。
凶ってあるけど、大凶ってなくない?その神社も大凶を設定する
なよ!って感じ。
でも、大凶にしては、すごくいい年だったと思います。
ありがとう神様。
今年も「謙虚」をモットーにしていきたいと思います。

こっちの正月は、あんまり正月って感じがしません。
さっき、12時ちょうどに花火があがってたけど、なんか違うねん。
やっぱりDNAに"除夜の鐘"が染み付いてるんやと思う。

皆さま、今年の目標立てましたか?
僕は、こっちに勉強するために来ているので、やっぱり勉強を目標
としたいと思います。なかでも英語ですね。
「今年こそは、英語ぺらぺらになりたいっ!!」

英語が出来るようになれば、課題の本も早く読めるようになるし、
レポートも書けるようになるし、ディスカッションももっと面白くなる
だろうし。
友達とももっと深い付き合いが出来るだろうし。
もっと自分に自信をもって暮らせるだろうし。
いつか、次世代のためになるような仕事をしたいと思っているんだけど、
これだけグローバルな世の中なので、英語はきっと役に立つだろうし。
英語で、人の意見を聞けて、自分の思っていることを伝えられたら
どんなに素敵なんだろうかと思う。

で、今どんなもんかって??
はっきり言って全然ダメです。
ディスカッションでも議論がヒートアップしだしたら、全然ついて
いけないし、自分の考え、意見を半分も表現出来てないと思うし。
来た頃に比べれば、まだ大分ましにはなってはいるんだろうけど。。。
英語の壁は思ったより高いのです。ちょっと出来るようになったと
思ったら、その先にもっと高い壁があるということに気付く。
確かに、33年日本語の環境にいて、日本語を自由自在に操れるか?
と言われれば、そうでない気もするし。

英語に限らず語学ってそうなんだろうけど、ほんとにモンスターだなっ
て思う。

このモンスターは恐らくかなり手強いので、正直今年一年ではとても
倒せそうにない。
なので、この一年、この英語と根気よく向き合っていくことを目標に
しようかなって思っています。

特に、
リスニング&発音とイディオムと冠詞が問題だな。
まじで、冠詞がわからん。
誰か冠詞についての、いい参考書とか知りませんか??


ところで、
皆さまは、去年一年どんな年でしたか?
そして、今年をどんな年にしたいですか?

お互いにとって、今年が素敵な一年になりますように。。。